横浜市中学校給食に新たな献立が登場!
横浜市の教育現場に新風が吹き込まれる中、関東学院大学栄養学部の学生たちが手掛けた新しい中学校給食の献立が、今年7月に登場します。これは、関東学院大学と横浜市教育委員会の共同プロジェクトであり、生徒たちの意見を反映させながら考案されたものです。
1. 採用された献立のご紹介
新しい献立は、二つのテーマで構成されており、それぞれ特色ある料理が並びます。
7月3日の献立
- 夏野菜ドライカレー
- チキンナゲット
- 湘南ゴールドゼリー
- ピリ辛きゅうり
- キャベツとにんじんのスープ
この日は地域の新鮮な食材を使用した料理が楽しめる内容となっています。
7月9日の献立
- 豆腐ハンバーグ トマトソース
- コールスローサラダ
- レモンゼリー
- オクラとチーズのおかか和え
- 冬瓜スープ
こちらは、季節の食材を活かしたメニューが揃い、中学生にとっても新たな味覚体験となることでしょう。
2. 関東学院大学栄養学部の取り組み
関東学院大学栄養学部では、栄養の観点から中学生にとって食べやすく、栄養満点の献立を考案するための特別なゼミナールが開かれました。昨年7月には、市の栄養士を招いて特別講義を行い、その後、学生たちは2つのグループに分かれ、各々が試作を重ねました。
12月には、最終候補となる献立の試食会が行われ、栄養士からのフィードバックを受けて、より良いメニューが選ばれました。
3. 中学校との連携
試作にあたっては、浦島丘中学校と新田中学校の生徒が参加し、実際に試作・試食を行いました。各中学校でのアンケートによって、最終的に採用される献立が決定されたのです。
4. プロジェクトの進行スケジュール
このプロジェクトは次のような流れで進行しました:
- - 令和6年7月5日:特別講義開催
- - 7月~11月:大学生による試作期間
- - 令和6年12月20日:試食会
- - 令和7年1月:中学生による最終選定
- - 令和7年7月3日、9日:献立として提供
5. 関東学院大学栄養学部 寺本ゼミナール
本学の栄養学部は、「食生活」と「健康管理」をテーマに基礎的かつ臨床的な研究を行い、管理栄養士の養成を行っています。寺本ゼミナールでは、栄養バランスだけでなく、食材を最大限に活かす調理法を提案することを目指しています。
最後に、この取り組みに関する中学校給食の公式インスタグラムにも、大学生と中学生の試作の様子が掲載される予定ですので、是非ご覧ください!
中学校給食公式インスタグラム:
@yokohama_school_lunch