アマダの新ファイバーレーザマシン、ラインナップ拡充
株式会社アマダは、神奈川県伊勢原市に本社を構え、ファイバーレーザマシン「REGIUS-AJe」シリーズ、「ENSIS-AJe」シリーズ、「VENTIS-AJe」シリーズの新ラインナップを発表しました。本正式受注は2026年4月より開始され、最新技術が詰まった新機種の魅力を深掘りしていきます。
新たな技術的進化
今回のモデル拡充では、ハイエンドモデル「REGIUS-AJe」シリーズに最大26kWの発振器を搭載することで、レーザ出力が大幅に向上しました。また、「VENTIS-AJe」シリーズでは、長尺材の加工が可能な6.2m×2.5mサイズを追加。これにより、多様な材料への対応力が増し、生産性の提升が見込まれています。
一般的なファイバーレーザ発振器は、複数のレーザモジュールを束ねて高出力化を図りますが、その結果、ビーム品質が低下する問題が存在しました。アマダはこの課題に直面し、独自に開発した最大15kWのシングルレーザモジュールによって、ビームの高品質を保ちながら最大26kWの超高出力を実現しました。
ENSISテクノロジーの導入
加えて、各レーザモジュールには「ENSISテクノロジー」が搭載されており、材料や板厚に応じてレーザビームの形状を自在に制御できます。この独立した制御機能により、多様なビームプロファイルを生成することが可能となり、特に中厚板のクリーンカットにおいて高い加工速度を実現しています。加工後の製品の溶接や塗装などの後工程への影響を最小限に抑えることができるのも大きな利点です。
新たな生産性を実現する LBC技術
新たにラインナップに加わる「VENTIS-6225AJe」では、独自の「LBC(Locus Beam Control)」技術を採用。これが長尺材の高生産性加工を可能にし、企業のニーズに幅広く応える新しいソリューションを提供します。
現在の板金加工業界への影響
板金加工業界は現在、人手不足が深刻な課題となっており、技能継承や生産性の向上が急務です。アマダは、自社のレーザ開発の経験と技術を活かし、最先端のマシンや独自のテクノロジーによって、これらの課題を解決する道を模索しています。
新たに追加された機種により、再度その生産現場での革新と価値創造に挑む姿勢を示しており、業界の未来が明るいものになる可能性を秘めています。
ラインナップ概要
- - REGIUS-3015AJe 3070×1550mm / 6 / 9 / 12 / 15 / 26kW
- - REGIUS-4020AJe 4070×2050mm / 6 / 9 / 12 / 15 / 26kW
- - ENSIS-3015AJe 3070×1550mm / 3 / 6 / 9 / 12 / 15kW
- - ENSIS-4020AJe 4070×2050mm / 3 / 6 / 9 / 12 / 15kW
- - VENTIS-3015AJe 3070×1550mm / 4 / 6 / 9kW
- - VENTIS-4020AJe 4070×2050mm / 4 / 6 / 9kW
- - VENTIS-6225AJe 6200×2580mm / 6 / 9kW
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新しいアマダのファイバーレーザマシンが、製造業界の未来を切り開くことを期待しています。