日本曹達とMabGenesisの提携で新たな里程標を達成
2026年4月28日、日本曹達株式会社(以下、当社)は、MabGenesis株式会社とのライセンス契約に基づく新たなマイルストーンを達成したことを発表しました。この契約には、猫の炎症性疾患治療用抗体に関する重要な研究開発が含まれており、ペットの健康と医療における新しい可能性が広がっています。
1. MabGenesis社の概要
MabGenesis株式会社は、神奈川県横浜市に本社を置くスタートアップ企業で、治療用モノクローナル抗体医薬品の研究・開発を手掛けています。同社は、世界最高品質の抗体ライブラリー「MOURA Library」を持ち、従来の技術では難しい高品質なモノクローナル抗体を提供しています。これにより、当社はペット向け医療商品の開発を加速させることが可能となりました。
当社は2025年9月にMabGenesis社との共同研究契約を結び、2026年3月には猫の炎症性疾患治療用の抗体についてのライセンス契約を締結しました。この連携によって、ペット医療に新たな進展が期待されています。
2. 本マイルストーンの意義
今回達成されたマイルストーンに基づき、当社はMabGenesis社への一時金を支払います。この契約には、今後さらなる開発が進むことに伴い、追加のマイルストーンや販売ロイヤリティが発生する可能性も含まれています。このことから、双方にとってWin-Winな関係が築かれることが期待されます。
3. 今後の展望
当社は、2026年5月に公表した新中期経営計画「かがくで、かがやく。Stage Ⅲ」として、2027年3月期から2030年3月期にかけての成長を目指しています。この計画には新規事業の価値やソリューションの創造が含まれており、特にアニマルヘルス分野における売上高を2030年までに大きく伸ばすことを目指しています。
台湾やアメリカなど海外市場への展開も視野に入れ、当社はペット医療全般の新たな商品やサービスの開発に取り組んでいます。猫向け抗体医薬品の上市を目指すことで、動物の健康問題への関心が高まっている中、重要な役割を果たすことが期待されています。
日本曹達の企業理念
1920年の創立以降、日本曹達は独自の技術と知見を基に、高機能で付加価値の高い化学製品(農薬、医薬品、特殊化学品など)を提供してきました。また、環境や健康に配慮したレスポンシブル・ケアの原則を重んじ、持続可能な社会づくりに寄与し続けています。これらの取り組みを通じ、新たな価値創造に努めると共に、地域社会や顧客にとっての信頼できるパートナーであり続けます。
今後も日本曹達は、MabGenesis社との連携を深め、より革新的で信頼性の高いペット医療の商品開発に力を入れ、アニマルヘルス分野における先駆者となるべく邁進してまいります。