岡山大学のDXビジョン形成
2025-02-05 22:46:23

新たな価値創造を目指す岡山大学のDXビジョン形成ワークショップで地域企業の脱炭素化を促進

新たな価値創造を目指す岡山大学のワークショップ



2025年2月3日、岡山大学において地域企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)とグリーントランスフォーメーション(GX)を推進する「DXSUNクエスト」が初めて開催されました。このワークショップは、産学官金連携のDX支援コミュニティである『DXサンライズおかやま(DXSUN)』と岡山大学が共同で進めており、地域全体でのDX支援を目的として実施されました。

地域の課題に取り組む



参加者として、DXSUN構成員やDXSUNパートナーズ企業のメンバー、岡山大学の学生など16名が集まりました。ワークショップでは、特に岡山技研工業株式会社の「CO2排出量可視化チャレンジ」をテーマにし、同社の課題を抽出・整理し、将来的なビジョンを共同で策定しました。企業の持続可能な成長に向けて、必要なITツールの選定や大まかなロードマップの作成が行われ、参加者はそれぞれの見解や経験をシェアし合いながら、企業の未来に向けた多様な案を出し合いました。

企業の声



参加企業である岡山技研工業の営業課長、岡村浩太郎氏は、「ワークショップのおかげで、今後の課題や優先順位が明確になった」と述べています。彼は、学生たちと共同で学んだ知識を活かしながら、ITツールを用いて業務の効率化を図りつつ、CO2排出量を削減し、新たな価値を創造する挑戦を続けていくことに意欲を示しました。

環境省の支援事業との連携



このワークショップは、環境省が掲げる「地域ぐるみでの脱炭素経営支援体制構築モデル事業」の一環として行われ、地域の中小企業が抱える二酸化炭素排出量問題に対して、具体的な支援の方法を模索しています。中小企業は日本における温室効果ガスの約20%を占めており、2050年のカーボンニュートラル実現に向けには、これら企業の脱炭素経営の推進が重要とされています。

持続可能な地域づくりに向けて



岡山大学は、引き続き地域企業と連携し、価値創造のビジョン形成に取り組んでいく予定です。今後も、地域中核・特色ある研究大学として、持続可能な社会に向けた活動を積極的に進めることで、地域の発展に寄与していく方針です。これからの岡山大学の取り組みにも、ぜひご注目ください。

参考リンク



岡山大学は国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」にも支援をしており、地域社会や地球の未来に向けた取り組みに期待が寄せられています。


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