広島市とJRESが協定締結、災害時の迅速な応急対策を実現へ

広島市と日本レストレーション協会の新たな協定

令和7年3月11日、広島市役所で広島市と一般社団法人日本レストレーション協会（JRES）の間で「災害時における応急対策業務に関する協定」が締結されました。この協定は、広島市が管理する公共施設に災害による被害が生じた際に、迅速な復旧と応急対策を実施するための重要なものです。

協定の目的と期待される効果

この協定の主な目的は、災害時に広島市がJRESに支援を求め、その応急対策及び復旧業務に必要な事項を定めることにあります。これにより、公共施設の早期復旧を図ることができるため、市民の生活を守る効果が期待されます。特に、広島市は自然災害の多い地域であるため、この取り組みは市民にとって非常に重要です。

緊急時の体制と支援

協定が結ばれたことにより、いざという時にはJRESが協会の会員企業と連携し、広島市の要請に迅速に応じる体制が整います。JRESの会員企業は日本全国に広がっており、それぞれが災害対策のための技術を磨き、実践しています。また、広島市が災害に見舞われた際には、近隣の県内市町村や県外の会員も協力し、大規模な復旧支援を実行できる体制も整っています。

日本レストレーション協会（JRES）の取り組み

日本レストレーション協会は、自然災害や火災に備えた活動を日々行っています。特に、技術者の育成や資格化、施工のモデル化を推進し、世間に対する協会の活動の認知度を高めています。このような取り組みを通じて、浸水や漏水、火災により被災した建物を早期に復元することが目指されており、具体的にはクリーニングや消臭、防カビといった技術が活用されます。