岡山大学病院の防災活動
2025-10-12 22:51:49

岡山大学病院、災害対策セミナーと防災訓練を成功裏に開催

岡山大学病院が災害対策セミナーと防災訓練を実施



2025年7月25日、国立大学法人岡山大学の薬剤部は三重大学病院と共に、災害対策セミナーをオンラインで開催しました。このセミナーでは、両院の災害対応への取り組みや今後の課題について意見交換が行われ、非常に有意義な時間となりました。

セミナーの内容



このセミナーでは、安否確認手法やアクションカードの運用、備蓄医薬品の管理方法といった具体的な取り組みについて話し合われました。参加者は互いの経験を共有することで、実際の災害にどう備えるべきかを考える貴重な機会となりました。三重大学病院薬剤部の皆様に感謝申し上げます。

防災訓練の実施



続いて2025年9月19日には、院内で防災訓練が実施されました。今回は南海トラフ地震を想定し、各部署からの被害報告や対策本部への情報提供が行われました。薬剤部からは小野澤壮平薬剤師がコントローラーとして、また岩田直大主任がプレイヤーとして参加しました。

小野澤壮平薬剤師のコメント



「プレイヤーが各部署からの情報を集約し、本部へ報告する過程で、実際の災害時における迅速かつ正確な情報伝達の難しさを感じました。コントローラーとしての立場で自部署の防災準備の不足点を見つけられたことは、非常に有意義でした。この訓練を通じて、薬剤部が果たすべき役割や課題を再確認し、実際の災害に備えた体制がいかに重要かを意識するようになりました。」

岩田直大主任のコメント



「薬剤部内各部署からの状況把握と本部への報告を担当しましたが、さまざまな問題が同時に発生する可能性を考えると、迅速な情報共有の難しさを実感しました。この訓練を通じて、日頃から災害時の対応を意識しながら業務に取り組むことが重要であると再確認しました。また、自分たちの安否確認訓練を行い、部員全体で意識向上を図ることができたと感じています。」

継続的な取り組みの必要性



岡山大学病院薬剤部は、地域の中核を担う大学として、今後も継続的な訓練と地域住民への対応力の向上に努めてまいります。この取り組みを通じて、岡山大学病院がいかに地域に貢献し、災害時においても混乱を少なくできるかに注目してください。

もともと岡山大学は、国連の持続可能な開発目標(SDGs)に賛同し、地域社会に貢献する研究大学としての役割を果たしています。引き続き、岡山大学病院の災害対策に関する活動にご期待ください。

参考リンク




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