岡山大学の堀内さんが全国規模のビジネスピッチに登場
岡山大学大学院生の堀内涼太郎さんが、2025年3月26日に発表されたニュースで、特筆すべき活動を紹介されました。彼は、社会課題解決をテーマにしたビジネスピッチイベント「NIKKEI THE PITCH SOCIAL 2024-2025」でファイナリストに選出され、全国から寄せられた約400件の応募の中から選ばれるという栄誉を手にしました。このイベントは、日本経済新聞社が主催し、起業家たちが自身のビジネスアイデアをプレゼンテーションする機会を提供します。
堀内さんの挑戦
堀内さんは、オンライン水族館・動物園配信サービス「Aqzoo(アクズー)」の代表を務めており、Water Zoo及び動物園業界の持続可能な発展を目指しています。彼のビジョンは、デジタル技術を駆使して、物理的に訪れることが難しい人々でも楽しめるサービスを提供することにあります。具体的には、リアルタイムで動物たちの様子を配信し、新しい収益モデルの構築を目指しています。
今回のピッチでは、堀内さんは受賞には至らなかったものの、彼の提案は審査員から非常に好評を博しました。その革新的なアイデアと社会的意義の高さは、観客からも共感を呼び起こしました。堀内さんはこの経験を通じて、多くの新たな出会いや事業における加速を実感したと語っています。
学生団体活動と今後の展望
堀内さんは、学生団体「岡山大学起業部」の部長としても活躍しており、これまでにも数多くのビジネスコンテストや起業支援プログラムで成果を上げています。彼の存在は、次世代の社会起業家として注目される要素の一つです。
「今回、賞は取れませんでしたが、400件の応募の中からファイナリストに選ばれたこと、本当に光栄でした!オンラインで応援してくれた皆さんのおかげで大きな力を受けました。東京ではたくさんの出会いがあり、私の事業『Aqzoo』もさらに進化していきます。これからも応援よろしくお願いします!」と堀内さんはコメントしています。
岡山大学の支援体制
岡山大学では、スタートアップ・ベンチャー創出本部が起業支援の中核となっており、起業家の育成に向けたサポートを行っています。技術やビジネスプランの事業化に向けたアドバイスや経営相談の提供が行われています。ベンチャー企業設立に興味のある教職員や学生は、ぜひ気軽に相談してみることをお勧めします。
全国的な注目を浴びつつある岡山大学の取り組みは、地域における中核的な存在感を強めていくことでしょう。堀内さんのような学生たちの活躍を通じて、今後も多くの革新が期待されています。