新しい団地『プロミライズ青葉台』
2025-12-11 14:45:31

注目の団地再生プロジェクト『プロミライズ青葉台』が新たな暮らしを創造

横浜市最大級の団地再生プロジェクト『プロミライズ青葉台』



2026年1月、横浜市青葉区に新たな生活の舞台『プロミライズ青葉台』が誕生します。このプロジェクトは、桜台団地マンション建替組合が主体となり、約半世紀の歴史を持つ桜台団地の建替えを進めるものです。この新しいマンションコンプレックスは、総戸数761戸を誇り、横浜市最大級の団地再生を目指しています。

1. プロミライズ青葉台の背景



このプロジェクトの背景には、1966年に竣工した桜台団地の老朽化と、組合員の高齢化があります。築40年以上が経過した桜台団地は、建物と人の両方において“老い”という問題を抱えていました。そのため、「時代の変化にどう対応するか」を考える重要な時期を迎え、団地の再生手法として「建替え」が選ばれました。

特に重要だったのは、お年寄りも含めた全ての組合員の意見を大切にする姿勢でした。一般的にはデベロッパーが主導権を持つことが多い中で、桜台団地は「自分たちで考え、決める」という原則を徹底しました。横浜市住宅供給公社とURリンケージは、あくまでも助言者としてサポートし、最終的な決定は組合員の手に委ねられました。

2. 合意形成のプロセス



桜台団地の再生に向けた合意形成は、単なる賛成を求めるものではありませんでした。組合員からは具体的な情報の共有が求められ、各自が「修繕か建替え」を自分自身で判断できるような仕組みが整えられました。透明性のある情報提供が行われる中で、賛成派と反対派の意見を共に聴く姿勢が信頼を生みました。

特に印象的なのは、合意形成のプロセスでスピードよりも納得を重視したことです。各戸に対する個別面談を2回以上実施し、「建替え相談室」を設けて生活や費用に対する不安を和らげました。このような取り組みが、組合員同士の共感を深めました。

3. ハード×ソフトの再生



『プロミライズ青葉台』は、物理的な建物の再生(ハード)だけでなく、地域住民のつながりやコミュニティの再生(ソフト)を両立させることを目指しています。

ハード面



  • - バリアフリー:高低差約24mを解消するためのエレベーター設計
  • - ユニバーサルデザイン:老若男女が住みやすい住戸と共用スペース
  • - 防災配慮:非常用発電機や避難所として使える設備
  • - 緑地再生:1,500本以上の樹木の植樹による緑豊かな環境。
  • - 日常の快適さ:無人コンビニやシェアサイクルなど新たなサービスが提供される予定。

ソフト面



イベントスペースの増設や情報共有のためのLINEポータルの導入により、住民同士の交流や災害時の安否確認がスムーズに行える環境を整備します。また、地域活動や多世代交流のためのイベントも定期的に行われる予定です。

4. 未来への期待



桜台団地から『プロミライズ青葉台』への変化は、単なる建物の更新にとどまりません。組合員自身が未来を描き、安心して暮らせる新しい便利さと絆を生み出すことを合言葉にしています。街の未来がどう変わるのか、今からとても楽しみです。2026年の第一工区引渡しを皮切りに、これからの青葉台に目が離せません。


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