横浜市の新たな環境への挑戦「YOKOHAMA GO GREEN」
横浜市は、脱炭素化と環境保護を目指す新スローガン「YOKOHAMA GO GREEN」を掲げ、地域社会の全員が協力し合う取り組みを始めました。このプロジェクトの第1弾として、2025年の金沢まつり花火大会で「GO GREEN チャレンジ」を実施します。
「YOKOHAMA GO GREEN 10Action」とは
市民が環境に優しい行動を明確に実践する助けとして、「YOKOHAMA GO GREEN 10Action」という10の行動指針が策定されました。これを通じて、市民が自らの行動を見直し、持続可能な生活を送る手助けを行います。また、この取組の普及啓発を進めるために各区と協力し、金沢区、鶴見区、神奈川区などでのイベントを通じて、参加を促進していく方針です。
個人のCO2排出量の可視化
通常、見えにくいCO2の排出量を意識することは難しく、行動へのモチベーションが下がりがちです。そこで、来場者が自身のCO2排出量を簡単に測定し、環境に配慮した行動を取るきっかけとなるよう「デカボmyスコア」を導入します。このツールを使えば、自分の日常生活がどれほど環境に影響を与えているかがわかり、意識改革の手助けになります。
GO GREEN チャレンジの計画
金沢まつり花火大会では、「リデュース・リユース・リサイクル」をテーマにした試みが行われます。具体的には、以下のポイントに注力します:
1.
ごみステーションの改善:より多くのごみを分別できるよう、ステーションの形状を変更し、視認性を向上させる工夫を施します。
2.
プラスチック容器使用の削減:出店する模擬店に対し、環境配慮のためプラスチックを減らすよう協力を仰ぎます。
3.
普及啓発ブースの設置:ごみステーション近くに「YOKOHAMA GO GREEN 10Action」についてのブースを設け、来場者のCO2排出量を測定します。
具体的な行事日程
金沢まつり花火大会は2025年8月30日(土)に開催され、海の公園にて19:00からの打ち上げが予定されています。また、鶴見区と神奈川区でも、それぞれ異なる時期にイベントを実施し、地域住民が主役となる環境への取り組みを促進します。
このように、横浜市の「YOKOHAMA GO GREEN」は単なるスローガンに留まらず、市民参加型の具体的な行動を促進するプログラムです。私たち一人ひとりが持つ影響力を実感しながら、地域全体で環境保護へ向けて手を組んでいくことが期待されます。将来的には、これらの活動が地域の活性化と共に、より良い社会の形成に寄与することを目指しています。
詳細な情報や参加方法については、
横浜市の脱炭素ポータルサイトをご確認ください。