Ranpakの新製品「FillPak Mini」に注目
横浜市に本社を置くRanpak株式会社は、2023年6月より新たに電動すき間埋め装置「FillPak Mini」の提供を開始しました。この装置は、EC倉庫やフルフィルメントセンターに最適で、かつてないコンパクトさを誇ります。狭い梱包テーブルでも設置可能なため、実際の作業効率を大幅に向上させることが期待されています。
FillPak Miniの特長
FillPak Miniは、その名の通り市場最小サイズの電動すき間埋め製造装置です。サイズは幅30.9cm、奥行28.4cm、高さ21.0cmで、重量はわずか10.4kgと軽量。さらにスタンドなしで使用できるため、限られたスペースを有効活用できます。
この電動装置は、自動切断方式を採用しており、操作モードは定尺モード、バッチモード、オートモード、そしてフットペダルモードの4つを搭載しています。これによって、さまざまな梱包ニーズにフレキシブルに応えることができ、結果として梱包スピードの向上や出荷量の増加につなげられます。
環境への配慮
Ranpakでは、FillPak Miniを使用することで生分解性のあるリサイクル可能な紙資材を活用した梱包が可能になります。プラスチック削減の必要性が叫ばれる中、この製品は人気のある環境配慮型の選択肢となっています。
パッケージングの新提案
Ranpakでは、FillPak Miniと合わせて、包装ソリューション「Geami MV」を提案しています。このコンビネーションにより、すき間埋め材と包装材を同時に使用することで、梱包プロセスの効率化が図れます。これまでスペースの関係で電動化をためらっていた企業にとっては、まさに最適解と言えるでしょう。
展示会情報
さらなる体験のチャンスとして、2025年7月9日から11日に幕張メッセで行われる「ものづくりワールド東京2025 工場設備・備品展」において、FillPak MiniとGeami MVを実際に見て触れることができます。ブース番号は8ホールの50-12ですので、興味のある方はぜひお立ち寄りください。
まとめ
Ranpakの「FillPak Mini」は、狭い梱包スペースでも効率的に使用できる電動すき間埋め装置です。省スペース型ながら高い機能を持ち、環境にも配慮されています。これからの梱包業務の新たなスタンダードとして、注目が集まることでしょう。