「横浜360°」新体験
2026-07-01 10:46:05

横浜マリンタワーに誕生した新しい観光体験「横浜360°」とは

横浜マリンタワーに誕生した新しい観光体験「横浜360°」



横浜マリンタワーで新たな音声ガイドサービス「横浜360°」のプレス発表会が実施され、多くのメディアに取り上げられ注目を集めています。このサービスは、NOSIGNER株式会社が開発した観光DXプラットフォーム「WOUDIO」に基づいて、横浜の歴史や文化を多言語で楽しむことができる新しい観光体験を提供します。

WOUDIOの魅力



「WOUDIO」とは、「World(世界)」と「Audio(声)」を組み合わせた名称で、訪れた地域の魅力をスマートフォンを通じて多国籍の言語で伝えます。QRコードを使って簡単にアクセスでき、アプリをダウンロードする必要もないため、観光客にとって使いやすいシステムとなっています。最大で18言語に対応しており、音声ガイドやデジタル地図、防災情報まで網羅した便利なプラットフォームです。

「横浜360°」の概要



「横浜360°」は、このWOUDIOサービスの初の応用例です。横浜マリンタワーの公式音声ガイドとして、展望台からの美しい景観に、地域の歴史や観光情報を重ねて提供します。例えば、ベイブリッジについての情報や山下公園の隠れた魅力をテーマにした20の「問い」を設け、QRコードを読み取るとその深い情報にアクセスできます。これにより、単なる観光地訪問を超えた、思考を促す体験を実現します。

デザインと文化保全の結びつき



NOSIGNER代表の太刀川英輔氏によると、このプロジェクトの目的は、観光のあり方を変革し、地域の文化や歴史を守ることにあります。特に、横浜マリンタワーの開業65周年を記念して、地元に愛される観光スポットの魅力を再発見するための施策が進められました。様々な歴史的要素を通じて、訪れる人々に感動を与えることを目指しています。

開発の背景



長年にわたり築かれた防災関連の知見を生かし、災害時には最寄りの避難所へのアクセス情報も多言語で提供する設計がされていることが特徴です。観光客だけでなく、地域住民にとっても重要な機能が搭載されています。太刀川氏は、「文化財や自然資産を観光を通じて守る」という使命を掲げ、この新システムの展開はその第一歩であると述べています。

体験会の様子



プレス発表会当日は、参加者に直接WOUDIOの操作方法を説明し、実際に音声ガイドを体験してもらう時間も設けられました。参加者同士の交流も生まれ、横浜の魅力を再確認する良い機会となったようです。地域の方々や観光業に携わる人々の間で、このサービスへの期待感が高まっていることが感じられました。

今後の展望



今後、WOUDIOは国内外の観光施設への展開が計画されています。地域の歴史や文化価値を多言語で発信しつつ、観光情報を防災情報に切り替えるという新しい形で、観光産業を支えるシステムとして成長していく見込みです。太刀川氏は、観光産業を「場所を消費する産業」から「場所を育てる産業」へと進化させることを目指しています。

NOSIGNERについて



NOSIGNER株式会社は、2013年に設立され、社会課題の解決を目指したデザインコンサルティングを展開しています。太刀川氏のリーダーシップのもと、地域活性化や持続可能なデザインに取り組んでいます。この新しい音声ガイドの導入は、単なる観光の枠を超えた、横浜の未来を考える一つの重要なステップとなるでしょう。


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