横浜ユーラシア文化館にて韓国の手仕事展開催
2026年、横浜と釜山はパートナー都市提携から20年を迎え、その記念として横浜ユーラシア文化館で特別企画展が開催されることとなりました。その名も「韓国手仕事の美事 ― 刺繍、ボジャギ、メドゥプ・・・」。
この企画展では、鈴木光男さんと千香枝さんご夫妻が所蔵する、韓国の伝統的な手芸品や木工品のコレクションに焦点を当てます。展覧会は2026年4月25日から始まり、7月5日までの約2ヶ月間にわたり、愛され続けてきた韓国の手仕事を紹介します。
韓国手仕事の魅力
朝鮮王朝時代、女性たちは住まいの中心であるアンバンで手仕事を行っていました。そこではポジャギ(包み布)やチュモニ(袋物)など、暮らしに根ざした実用的な品々が巧みに作られ、家族の幸福や繁栄を願う吉祥文や意匠が施されていました。このような手仕事には、生活の中に宿る美意識と工夫が詰め込まれています。
近代に入ってからは、女性教育の普及の影響を受け、手芸の新しい技法が広がります。朝鮮戦争を経て、家庭の経済的支えとしての役割も果たし、1960年代には女性たちの社会進出も見られるようになりました。その中で、伝統文化の再評価がなされ、手仕事が単なる家庭での「手芸品」から、韓国文化を伝える「手工芸品」へと昇華されていきます。
展示内容
鈴木夫妻は、20世紀初めから現代までの韓国の手芸品や木工品をすることで、「用の美」に惹かれました。展示会では、さまざまな技法によって生み出されたアイテムが紹介され、見る人々に韓国文化の魅力を再認識させる機会を提供します。
特に注目すべきは、幾何学文様を用いたチョガッポ(韓国の伝統的なパッチワーク)の再現作品で、鈴木千香枝氏が2014年に文化財庁長賞を受賞した作品です。このような豊かな作品群は、韓国の手仕事の歴史と美しさを知る絶好のコンテキストを提供しています。
企画展の詳細
- - 開催期間: 2026年4月25日(土)から7月5日(日)まで、62日間。
- - 会場: 横浜ユーラシア文化館3階企画展示室および2階の常設展示室の一部。
- - 主催: 横浜ユーラシア文化館(公益財団法人 横浜市ふるさと歴史財団)。
- - 休館日: 毎週月曜日、ただし5月4日(月)は営業、5月7日(木)は休館。
- - 開館時間: 午前9時30分から午後5時まで。最終入館は閉館の30分前。
- - 入館料: 一般800円、小・中学生および横浜市内在住の65歳以上400円。
なお、5月30日(土)・31日(日)は「ハマフェスY167」、6月2日(火)は横浜開港記念日で入館が無料となります。これを機に、ぜひ会場に足を運び、韓国の伝統的な手仕事の魅力を体感してみてください。
アクセス
横浜ユーラシア文化館は、日本大通12に位置し、旧横浜市外電話局の建物を利用しています。アクセスは、横浜市内のあらゆる方面から便利です。
詳細情報や最新のイベント情報は、公式ウェブサイトやSNSで随時発表されていますので、要チェックです!
多くの方々のご来場をお待ちしております!