ファンケルのメイクセミナー
2026-06-15 11:33:49

ファンケルと網膜色素変性症協会が共催したメイクセミナーの実施

ファンケルと網膜色素変性症協会が共催したメイクセミナーの実施



2026年5月29日、神戸市で株式会社ファンケルが兵庫県網膜色素変性症協会(JRPS兵庫)と初めて共催したメイクセミナーが開催されました。視覚に障がいのある方々を対象にしたこのイベントでは、参加者は合計7名。自分自身の「なりたい自分」を思い描き、メイクを実際に施す方法を学びました。

セミナーのスタート - 参加者の思い


セミナーはまず、参加者同士が自らのおしゃれへの思いや希望を共有することから始まりました。「見えなくなってもおしゃれを楽しみたい」「メイクの基本を学びたい」という思いを話し合うことで、参加者は自然と心を開き、共通の目標に向かって進むモチベーションが生まれました。

スキンケアから始まるメイクの勉強


メイクの基本であるスキンケアからセミナーはスタートしました。化粧液や乳液を手のひらで丁寧に肌に浸透させることで、肌の状態の変化を感じ取ることができ、優しく丁寧なスキンケアの大切さを学ぶ良い機会となりました。

タッチマークシールの紹介


さらに、化粧品の容器を識別しやすくする「タッチマークシール」も紹介されました。視覚障がいのある従業員と共同で開発したこのシールは、点字を用いず、凹凸により触覚で物品を識別できるという特長があります。このシールを実際に使用しながら、参加者は製品をどのように選択するかを学びました。

自らの手でメイクを完成させる


次に、参加者は実際に自分の手や指を利用してメイクを施す実習に取り組みました。BBクリームを用いてベースメイクを行い、各自で塗り方のコツを確認しながら自分の肌を整えました。また、ポイントメイクでは、なりたいイメージに合った色を選び、ブラシやチップを使わずに指で色を乗せる技術も習得しました。スタッフやガイドヘルパーからのサポートを受けながら、参加者たちは見事に自分の顔を仕上げていきました。

参加者の喜びの声


「理想通りの自然な仕上がりになった」「アイメイクが難しいと思っていたが、自分の手でできてうれしい」「初めてポイントメイクに挑戦できた」といった参加者の声が寄せられ、セミナーの成功を物語っています。また、当日のリップカラー「アクアセラムルージュ」は、「容器を回すと音が鳴るため、使用量が分かりやすく、視覚に障がいがある私でも簡単に使える」と好評でした。セミナーの最後には、参加者同士やサポートメンバーから「きれいになりましたね」と温かい言葉が交わされ、笑顔に包まれる素敵な時間が流れました。

目指すは誰もがイキイキと輝ける社会


株式会社ファンケルは、今後も障がいのある方が自立し、活躍できる社会を築くことに貢献していくことを宣言しています。

【視覚障がい者向けセミナーの歴史と内容】


始まりは1988年。ファンケルは地域コミュニティを活性化し、持続可能な社会を実現するための一環として、視覚に障がいがある方々への支援を行っています。2013年からは、視覚障がい者向けセミナーを全国で実施しており、参加者が自分でメイクできるようにスキルを身につけるための内容になっています。このセミナーは、外出して人と会う楽しみを再発見させ、見えないことによる引きこもりを解消する手助けを目的としています。

【タッチマークシールの取り組み】


タッチマークシールは、化粧品の容器が識別しにくいという課題に対処するために開発されたアイテムです。このシールを利用することで、視覚に障がいのある方が製品の把握を容易に行えるようになります。以降も利用者のニーズに応える形で後続の製品やサービスを提供していく所存です。

ファンケルと兵庫県網膜色素変性症協会の初の共催によるメイクセミナーは、参加者にとって新しい発見と喜びに満ちた体験となりました。このような活動が拡がることで、より多くの方がイキイキと自分らしさを発揮できる社会の実現につながることを願っています。


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