企業向け新マーケティング支援サービス「シェアレストラン for Business」始動！

新しいマーケティングの形「シェアレストラン for Business」

ビジネスの飛躍を支える間借り店舗

株式会社吉野家ホールディングスの子会社である株式会社シェアレストランが、新たに企業向けのサービス「シェアレストラン for Business」を開始しました。このサービスは、間借り店舗を活用したテスト販売や新規事業開発を支援するもので、企業が商品の反応をリアルタイムで把握する手助けをします。

これまでに1,000件以上の間借り店舗を支援してきた「シェアレストラン」は、従来の飲食店開業とは異なる新しいスタイルを提案しています。今回はそのノウハウを生かし、特に企業のマーケティングや商品開発にフォーカスした形で進化しました。若い企業や新規事業を試みる企業が非常に低コストで実施できるため、まずは試してみる価値があります。

顧客のリアルな反応をデータ化

「シェアレストラン for Business」の特長は、間借り店舗でのテスト販売を通じて、販売データ、顧客のアンケート、SNSでの反応などを収集・分析できる点です。企業はこれにより、実際の顧客の意見をリアルタイムで集めることができ、今後の販売戦略や商品開発に活かせる貴重な情報を手に入れられます。

また、販売を行う際には、「お任せコース」として完全代行サービスが利用可能です。これにより、企画の立案から店舗の手配、データの回収とレポート作成までを支援し、初めてサービスを利用する企業でも安心してスタートできます。

利用の流れはシンプル

このサービスの利用方法は非常にシンプルです。まずは会員登録を行い、その後希望する店舗の検索を行います。実際に店舗を訪れて内見をし、商品提供の環境を確認した後、契約を結びます。いよいよテスト販売に突入し、販売期間中はリアルな顧客の反応を通じて商品開発の参考になるデータが収集されます。

吉野家は、この「シェアレストラン for Business」を通じて、顧客データをもとに商品化がなされていないメニューを期間限定でテスト販売する予定です。そのデータを基に、今後の新商品開発へとつなげていく方針です。

今後の展開として「幻の逸品グランプリ」

実際にこの施策を実行すると、吉野家は「幻の逸品グランプリ」という名のイベントを開催します。東京・中央区にある大衆酒場「げん」で、2025年11月4日から28日まで（平日のみ）、毎週異なる特別メニューを提供します。メニューには「てりやき鶏重」や「豚味噌重」などが含まれており、1,000円（税込）で楽しむことができるそうです。これらのメニューは、テスト販売の結果を反映し、消費者の好みを学ぶ貴重な機会となります。