LOJELとUNHCRが手を組んで、難民支援を推進
スーツケースや日常使いのバッグで知られるLOJELは、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)と連携し、「The Simplest Act」キャンペーンを開始しました。この取り組みは、難民を支援することを目的としており、特に南スーダンの難民コミュニティに焦点を当てています。
特別エディションのブレスレット
本キャンペーンの中心は、南スーダンで暮らす難民と国内避難民が手作りした特別デザインのブレスレットの販売です。このブレスレットは、ビーズのバンドにメタルエンブレムが特徴的で、力強いメッセージを伝えます。その価格はたったの1,650円(税込)で、販売は2025年6月20日から開始されます。色展開はブルー✕グレー、ホワイト✕グレー、ブルー✕ホワイトの三種類。
手作りのアイテムには、ただのファッションアイテム以上の意味が込められています。このブレスレットは、着用することで難民の状況に対する理解と共感を促進し、連帯の意思表示ができるアイテムとなっています。また、収益はUNHCRの活動に寄付され、南スーダンで困難な状況に暮らす人々を直接支援するために使われます。
LOJELのアプローチ
LOJELは、この取り組みを通じてコミュニティのエンパワメントをサポートしており、サステナビリティを重視した企業の姿を見せています。具体的には、香港やシンガポール、アメリカの難民コミュニティにスーツケースを寄付し、困窮する人々の生活向上に寄与しています。LOJELのサステナビリティマネージャーであるDipti Paryaniは、UNHCRとの連携によって、社会的責任を深く理解する機会を得たと述べています。
旅行が単なる移動手段ではなく、人々を結びつける重要な要素であることを再認識させてくれるこのブレスレットは、LOJELがこれからも社会貢献を目指していく姿勢を示しています。
MADE51との連携
UNHCRが推進するプログラム「MADE51」とも連携し、このブレスレットは職人によるクラフトマンシップを広く紹介する役割も果たしています。MADE51は、住む場所を追われた人々が自らの技術を活かして未来を切り開く機会を提供する取り組みです。これにより、難民の尊厳が保たれることを目指しています。
購入方法と取り扱い店舗
The Simplest Actブレスレットは、LOJELの店舗に加え、公式オンラインショップでも取り扱います。具体的な取り扱い店舗は、香港、シンガポール、カナダのモントリオールやバンクーバーなど複数の地域に点在しています。
興味のある方はぜひ、LOJELの公式サイトで詳細をチェックしてみてください。なお、SNSでは最新情報が更新されているので、@lojeljourneysをフォローして最新情報をゲットしましょう。
まとめ
LOJELとUNHCRのコラボレーションによる「The Simplest Act」キャンペーンは、ファッションアイテムを越えた貴重な支援の形を提供します。南スーダンの人々を直接支援できるこの機会を、皆さんもぜひ利用してみてはいかがでしょうか。