2025年の秋、相模湖で開催される「さがみ湖 野外バレエフェスティバル」の魅力とは
2025年10月、神奈川県相模原市の相模湖公園にてバレエの祭典、「さがみ湖 野外バレエフェスティバル」が開催されます。このイベントは、相模湖地域の芸術と文化を育む取り組みの一環として開催され、特にバレエに焦点を当てています。主催するのは相模湖芸術・文化のまちづくり実行委員会で、バレエ界のトップアーティストたちが集結し、素晴らしい公演を繰り広げます。
このフェスティバルの目玉となるのは、東京都内を中心に活躍するバレリーナ、上野水香と元バーミンガム・ロイヤル・バレエ団のプリンシパル、厚地康雄が主演するバレエ「ジゼル」です。「ジゼル」は世界中で親しまれているバレエ作品で、特に二幕のドラマティックな展開は多くの観客を魅了しています。
公演概要
公演は2025年10月18日(土)17:30からスタートします。場所は相模湖公園内の特設ステージで、広大な自然に囲まれた環境がバレエの魅力をさらに引き立てることでしょう。
プログラム
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主演
- ジゼル役:上野水香(東京バレエ団ゲスト・プリンシパル)
- アルブレヒト役:厚地康雄(元バーミンガム・ロイヤル・バレエ団プリンシパル)
- 松浦景子(吉本興業株式会社)
- ブラウリオ・アルバレス他
- イルギス・ガリムーリン
- 成澤淑榮、挾間祥子、マイカ・成澤ガリムーリナ
上野水香と厚地康雄のプロフィール
公演の主演を務める上野水香は、神奈川県鎌倉市出身のバレリーナです。彼女は5歳からバレエを始め、1993年にはローザンヌ国際バレエコンクールでスカラシップ賞を受賞。その後、モナコのプリンセス・グレース・クラシック・ダンス・アカデミーでの留学を経て、日本のバレエ舞台で数々の名作で主演をつとめました。特に、モーリス・ベジャールによる『ボレロ』は彼女の代表作として知られています。
一方、厚地康雄は栃木県出身で、英国でのバレエ教育を受けた後、バーミンガム・ロイヤル・バレエ団にて活躍しました。多彩な役柄をこなす彼のパフォーマンスも見逃せません。彼は2023年には宇都宮エスペール賞を受賞しており、今後の活躍も期待されます。
チケット情報と今後の予定
チケットの販売開始日や詳細については、今後発表される予定です。観客の皆様には素晴らしいバレエパフォーマンスを体験いただけると思いますので、ぜひスケジュールに加えておいてください。
また、フェスティバルは10月18日(土)と19日(日)にわたり開催され、19日には「チェアバレエ」のデモンストレーションや体験、さらには地域のバレエの特別公演も予定されています。これにより、より多くの人々がバレエの楽しさを実感できる機会となるでしょう。
この「さがみ湖 野外バレエフェスティバル 2025」は、バレエ好きのみならず、多くの人々が楽しめる貴重なイベントとして、ぜひともお見逃しなく。美しい風景の中で、素晴らしいアートに触れる感動をお楽しみください。