日伯学長会議の開催
2025-02-11 16:06:26

岡山大学の那須学長、日伯学長会議で両国の交流を強化

岡山大学の那須学長、日伯学長会議で両国の交流を強化



2025年2月10日、国立大学法人岡山大学の学長、那須保友氏がブラジルのサンパウロ市で行われた「第1回日伯学長会議」に出席しました。この会議は、2025年が日本とブラジルの外交関係樹立130周年という特別な年であることから、両国の大学が協力し地球規模の課題に挑む役割を再確認する目的で開催されました。

会議は筑波大学とサンパウロ大学の共催で、日伯大学関係者のほか、林禎二駐ブラジル日本国特命全権大使や、清水享在サンパウロ日本国総領事も参加しました。那須学長は、Session1の「Research Collaboration(研究連携)」において、「Ocean and Disaster Management」をテーマにしたディスカッションに参加し、岡山大学の災害医療支援チームの具体的な活動を発表しました。

続いて行われたSession2の「Student Exchange(学生交流)」では、サンパウロ大学からの発表によって、ポルトガル語の重要性が強調され、参加者たちとの間で熱い議論が繰り広げられました。その後、参加者全員によるラウンドテーブルが行われ、両国の学術的なつながりを深め、現代的な問題に共同で取り組むことを確認する「日伯学長会議共同宣言」が採択されました。この会議を通じて、岡山大学はより一層ブラジルとの交流を進め、学生や教職員の交流を通じて教育・研究の発展に貢献することを目指しています。

実際、那須学長の訪問は、2024年12月に彼がサンパウロ大学の歯学部を訪れた際に続く、2回目の訪問となりました。岡山大学は、ブラジルの他の大学とも積極的に交流を図っており、今後の活動が期待されます。このような国際的な交流を通じて、教育や研究がさらに発展することが期待されており、地域に根ざしながらも世界と繋がる大学としての岡山大学の役割が今後も注目されます。

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支持し、地域社会と地球の未来を共創することを目指しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」で特別賞を受賞していることからも、その活動の重要性が窺えます。岡山大学は今後も地域中核の特色ある研究大学として、共育共創を進めていく方針です。

岡山大学の取り組みや活動については、公式ウェブサイトやSNSなどで随時発信されていますので、ぜひチェックしてみてください。


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