鳥貴族の新しい挑戦
2025-09-02 15:33:19

鳥貴族が廃食油を航空燃料に!ENEOSと連携の新事業

鳥貴族が廃食油を航空燃料に!ENEOSと連携の新事業



焼鳥屋チェーンで有名な鳥貴族が、ENEOSと手を組んで持続可能な航空燃料(SAF)を生み出す新たな取り組みをスタートしました。この連携は、エターナルホスピタリティグループ傘下のエターナルホスピタリティジャパンが中心となり、排出される廃食油を航空燃料の原料として再利用することで、航空業界の脱炭素化に寄与することを目的としています。

取り組みの概要



今回の協定締結により、鳥貴族が運営する341店舗から発生する廃食油を回収し、それをENCEOSが開発中のバイオ燃料製造プラント(和歌山県有田市)で再利用する計画です。このプラントは国内最大級の規模を誇り、効率的に廃食油をSAFとして加工することが期待されています。

具体的には、廃食油はまず店舗から収集され、その後ENEOSが管理する製造プラントで精製されます。このプロセスを経て生まれたSAFは、環境に優しい航空燃料として、持続可能な社会の実現に一歩近づけるものとなるでしょう。

この取り組みは、焼鳥屋の運営を通じて生まれる廃食油が新たな価値を持つことを示しており、企業活動が環境保護に貢献できることを象徴しています。鳥貴族は「焼鳥屋で世の中を明るくしていきたい」という企業理念のもと、より良い未来を目指していきます。

鳥貴族の魅力



1985年に大阪で誕生した鳥貴族は、全国に661店舗を展開する人気の焼鳥屋チェーンです。すべてのメニューが390円(税込)均一というリーズナブルな価格設定が多くの人々に愛されています。

さらに、鳥貴族は「国産国消への挑戦」として、主要な食材の国産比率を高める努力を続けています。2016年からは全ての使用食材を100%国産化し、特に名物の「貴族焼」は圧倒的な人気を誇るメニューです。

環境に優しい未来へ



エターナルホスピタリティグループとENEOSの連携は、ビジネスが環境への配慮と両立できることを示す好例です。航空業界における脱炭素化は、今や緊急の課題とされており、廃食油の再利用はその解決策の一つと言えるでしょう。

鳥貴族が誇る焼鳥と、ENEOSの持続可能な燃料が結びつくことで、私たちの未来がより明るくなることを期待したいところです。持続可能な社会の実現に向けて、双方の取り組みが今後どのように発展していくのか、目が離せません。


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