横浜市で開催された「AIとつくる わたしだけの絵本」ワークショップ
2026年8月25日、横浜市の地域コミュニティカフェ「ぷらっとkiricafe」で、世界に0をONする株式会社が主催した特別なワークショップが行われました。これは、AIと健全に付き合う力を育むため、小中学生15人を対象とした「AIとつくる わたしだけの絵本」体験会です。
AIとの出会い
当日のワークショップでは、参加した子どもたちはAIが何であるかを学び、その特性や利点、さらには注意点についても理解を深めました。子どもたちは、文部科学省が提供する小学生向けの生成AI動画教材を視聴し、その後、自分たちが考えた登場人物や物語の構成をもとに、AIを使って絵本を作成しました。
知識と創造の融合
生成AIは、文章や画像を生み出し、人の学びを支える強力なツールですが、個人情報や著作権への配慮が不可欠です。文部科学省もその重要性を掲げ、教育段階の子どもたちにおける情報活用能力の育成を呼びかけています。今回のワークショップでは、子どもたちが自ら考えたうえで、AIが出力した内容が意図や事実に沿っているかを確認することが強調されました。これは、AIをただ使うのではなく、彼ら自身の思考を基に、AIを助けとして活用する力を育てる目的があります。
絵本づくりのプロセス
ワークショップは2部構成で行われました。第一部では、まずAIの基本的な理解を深めた後、第二部で自分たちの物語をAIと共に具現化していきます。子どもたちは、主人公や舞台、冒険、結末を考えるシートを使い、自分たちの物語を作成。AIと一緒に物語や絵を作成し、完成した絵本はその場で印刷され、完成品として手渡されました。
驚きと学びの瞬間
完成した絵本の1ページが表示されると、場内には歓声が上がりました。一方で、描かれるキャラクターの特徴や物語の展開が思い描いていたものと異なることもありました。これは、子どもたちにとって「どう伝えれば思いが伝わるのか」ということを考えさせるきっかけとなりました。講師や社員と相談することで、彼らは出力の質を改善する方法を学んでいきました。このような体験を通じて、AIには与えた情報に基づいて出力が変わることを理解し、驚きや発見を得ました。
保護者の理解と期待
参加した保護者からは、「便利さだけでなく、リスクについても子どもたちにしっかりと伝えてくれた」との声が寄せられ、保護者自身も安心して子どもたちの新しい技術への接し方を見守ることができたと語っていました。子どもたちが自ら作り上げた絵本を見せ合う姿や、思いが伝わることの重要性に驚く様子も見受けられました。
今後の展望
このワークショップは、夏休みの地域の居場所づくりの一環として位置づけられています。将来的には、「ぷらっとkiricafe」を中心に、冬休みや春休みなど、今後も子ども向けのIT体験やAI絵本制作が継続される予定です。地域の団体との連携を強化し、子どもたちが新しい技術を安全に学びながら、自ら創造力を育てられる場を提供していく方針です。
開催概要
- - 名称:AIとつくる わたしだけの絵本
- - 日時:2026年8月25日
- - 主催/協力:世界に0をONする株式会社 / NPO法人霧が丘ぷらっとほーむ
- - 対象・参加者:小学生・中学生/15人
このように、子どもたちが未来の技術に触れ、楽しみながら学びを深める機会を提供したことが、今後の成長につながることを願っています。