弥栄高校サッカー部に筋トレ指導、情熱が実を結ぶリーダーの取り組み

神奈川相模原市にある神奈川県立弥栄高等学校は、数多くのJリーガーを輩出してきた名門サッカー部を持つ学校です。このサッカー部が抱えるフィジカル面の課題を解決するために、株式会社RIPPLEのパーソナルジム「STREAM」から支援が行われました。代表の吉川大空氏とトレーナーたちが、同校のサッカー部員に直接指導を行った様子についてお伝えします。

STREAMの取り組みと背景

株式会社RIPPLEは「人の可能性を証明する」を理念に掲げ、急速に店舗を拡大している企業です。現在17店舗を展開しており、2025年には更に増やす計画です。その中で弥栄高校との関係が深まり、ユニフォームスポンサーとして支援を行ったことがきっかけで、監督からフィジカル強化の要請がありました。

監督は「設備は整っているのに、トレーニングの専門指導ができていない」と話し、具体的なサポートが必要とされていました。吉川氏は、自身が同校出身という背景を持ち、快く指導に応じました。

特別な指導に込められた思い

指導の日、テーマは「当たり負けしない身体づくり」。これは、相手選手との接触時に身体的に負けてしまうというサッカーにおいて非常に重要な要素です。トレーニングの基本となる「ビッグ3」（ベンチプレス、スクワット、デッドリフト）を徹底的に指導し、選手たちはプロのトレーナーの助けを得て、自分自身の限界に挑みました。

ウエイトトレーニングの重要性

実技では、マックス測定を通じて現在の筋力を数値として把握しました。このプロセスが選手たちにとって新たな気づきとなり、「身体の芯に効いている感覚」を実感したとの声が上がりました。また、トレーニングでは怪我を避けるための正しい身体操作も指導。これにより、選手たちはただ力をつけるだけでなく、安全面にも配慮したトレーニングを受けました。