受賞した減災教育
2025-08-20 14:01:23

子どもたちの未来を守る減災教育『こどもユレタキャラバン』が受賞

受賞記念:こどもユレタキャラバンの減災教育



特定非営利活動法人 減災教育普及協会が提供する体験型減災教育プログラム『こどもユレタキャラバン』が、名誉ある第19回キッズデザイン賞を受賞しました。このプログラムは、子どもたちが安全で安心して暮らせる未来を切り開く力を育むことを目的としています。

キッズデザイン賞とは



キッズデザイン賞は、子どもや子どもの育成に配慮したすべての製品・サービス・活動を称える制度です。受賞したプロジェクトは、子どもたちのための安全で創造的な環境を促進し、子育てしやすい社会を実現するために努力しています。私たちの活動がその一環として認められたことは、大変喜ばしいことです。

減災教育の背景



私たちの活動は1995年の阪神・淡路大震災から始まりました。その教訓から、単なるマニュアル訓練では子どもたちを守れないことを学びました。そこで、私たちは子ども自身が「生きる力」を育むための減災教育に取り組むことを決意しました。

プログラムの特徴



『こどもユレタキャラバン』は、子どもたちが実際に体験を通じて学びを深める体験学習です。以下のような2つの主要なプログラムがあり、子どもたちに実際の行動を通じて安全を提供します。

1. 地震体験マット「YURETA」


このプログラムでは、特別なマットを使用して地震の揺れを体感します。子どもたちは、自ら安全な姿勢を学び、さらに「自分で考える力」を養います。試行錯誤しながら、危険を察知し、どのように行動すべきかを身体で理解することで、「避難の質」を向上させます。

2. 減災紙芝居「がたぐら」


この紙芝居は、子どもでも理解しやすいストーリーを通じて危険回避能力を促進します。「危険を予測し、判断し、行動する」という一連の流れを体験できる内容となっており、実際に大切な命を守るための基礎を築きます。

受賞の意義



受賞は、私たちが取り組んできた企業理念や教育活動が多くの方に支えられていることを示しています。この受賞を糧に、さらに活動を広げ、子どもたちの未来を見守っていく所存です。「自分で考える力」を育むことが、未来の命を守ることになると確信しています。

未来への支援を



このような活動を全国の子どもたちに広めるためには、皆様のご支援が不可欠です。企業のボランティアだけでなく、個人の参加も大歓迎です。活動を支える「賛助会員」として私たちに参加いただくことで、未来を担う子どもたちの「生きる力」を共に育てていきましょう。皆様のご協力を心よりお待ちしております。

結び



私たち、NPO法人 減災教育普及協会は、教育による震災対策を目的として活動しています。想定外の災害にダイレクトに対応できる人材を育成することが、独自のアプローチです。これからも変わらず、子どもたちの未来を守る活動を続けてまいります。


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