『アンリツテクニカル』発刊
2026-04-23 09:52:36

技術革新が集結した『アンリツテクニカル』第101号のご紹介

技術革新が集結した『アンリツテクニカル』第101号のご紹介



2026年3月、アンリツ株式会社は技術論文誌『アンリツテクニカル』第101号を発刊しました。この号では、同社が誇る“はかる”技術を基盤に、多様な分野における研究成果が集約されています。特に通信計測、食品および医薬品の品質検査、先端材料やデバイス、AI・セキュリティ、EVパワートレインの評価、さらに計測アプリケーション開発基盤といった幅広い分野が取り上げられています。

未来の技術を支える研究成果



本号では、情報通信研究機構(NICT)の原井洋明氏による「6Gの将来像」をテーマにした特別講演録も掲載され、未来社会がどう変化していくのかを深く掘り下げています。これにより、今後の技術の広がりや社会への影響を読者に示すことができる内容となっています。

特に注目されるのは、次世代eCall(緊急通報)向け試験ソリューションの開発です。2026年1月から欧州で義務化されるNG eCall型式認定に対応するため、アンリツは業界で初めてEN18052:2025に準拠した試験ソリューションを提供します。これにより、自動車の安全性が大幅に向上することが期待されています。

画像認識AIとX線検査技術



また、画像認識AIに関する研究も進んでいます。本号では、医療や品質検査の分野で重要なもう一つの要素である、精度だけでなく解釈性や信頼性を含む評価技術についての考察が行われています。説明可能AI(XAI)や不確実性の定量化に関する最先端の技術も紹介されており、実応用を見据えた具体的な手法が示されています。

さらに、最新のX線検出器と画像処理技術を駆使した新型X線検査機の開発も特筆すべき点です。この機器は、検査の省人化と省力化を実現し、高感度で低い誤検出率を誇ります。これによって、食品工場での品質確保や検査準備の効率化にも大きく貢献することが期待されています。

EVパワートレイン評価の革新



また、脱炭素化が進む中、電気自動車(EV)の開発には技術的な革新が求められています。ここでは、シミュレーションと実電源を融合した「Power HIL」によるEVパワートレイン評価の技術実証が紹介されており、実車の開発前でも高精度の性能評価が可能になることが示されています。この技術により、開発効率が向上し、コスト削減や実車評価の手戻りを低減する効果が期待されています。

技術交流の場となる『アンリツテクニカル』



『アンリツテクニカル』は、アンリツの研究者や技術者が持つ知見を広め、社外との技術交流を促進し、新たな価値を生み出すための重要な役割を担っています。幅広いテーマにわたる論文が収められたこの刊行物は、技術者や研究者にとって、必見の内容となっております。

最新の『アンリツテクニカル』第101号を通じて、技術の最新動向を理解し、未来に向けた新たな知見を共有する機会としていただければ幸いです。すべてのページをダウンロードすることもできるため、興味のある方はぜひご覧ください。


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