安全文化の表彰
2025-10-29 15:51:41

小野測器・宇都宮テクニカルセンターが厚生労働大臣表彰を受賞

小野測器・宇都宮テクニカル&プロダクトセンターが厚生労働大臣表彰を受賞



株式会社小野測器の宇都宮テクニカル&プロダクトセンターが、2023年10月22日に栃木県宇都宮市で開催された「令和7年度 栃木地方産業安全衛生大会」において、厚生労働大臣の「奨励賞」を受賞しました。この受賞は、同センターの長年にわたる安全への取り組みが評価された結果であり、地道な努力と責任感の証です。

宇都宮テクニカル&プロダクトセンターは、1963年の操業開始以来、常に安全第一を掲げて活動してきました。スローガン「安全でなければ繁栄なし 健康なくして幸せなし」に基づき、1993年から無災害記録を保持し続けており、現在、1万1802日を超える未発災の実績を誇ります。この実績は、社員全体の「自ら守る安全」という意識を育て、仲間同士で助け合う文化が根付いていることを示しています。

センター長の松本祥氏は、今回の受賞について「社員一人ひとりの努力の結晶であり、家族や地域社会の皆さまと共に築き上げた成果に感謝しています。我々は安全を単に事故を防ぐための管理として捉えるのではなく、信頼関係を建てるための環境づくりとして重要視しています」と語っています。

安全文化の重要性と取り組み


宇都宮テクニカル&プロダクトセンターは、1963年からの60年以上にわたり安全文化を凝縮した取り組みを続けています。事故や災害を未然に防ぐための体制はもちろん、社員同士が信頼し合い、安心して働ける環境づくりが至上のテーマとなっています。安全は単なる管理ではなく、その背後には人間関係が大きく影響を与えています。

社員一人ひとりが主体的に取り組む「自ら守る安全」の意識改革が促進されており、現場の声が経営に反映される循環が生まれています。これにより、社員の力を最大限に引き出すことが可能となり、達成感を感じながら働ける職場環境が実現されています。

現場での取り組みと環境配慮


さらに、宇都宮テクニカル&プロダクトセンターでは「安全・健康・環境」を三位一体で推進しています。LED照明の導入や再生可能エネルギーの活用による温室効果ガスの削減に加え、健康経営や柔軟性のある勤務制度を導入することで、持続可能かつ快適な職場を目指しています。

こうした現場主体の取り組みが、さらなる安全文化の深化へとつながり、社員自身が誇りを持つことで自発的な安全行動が生まれています。今後も未知の技術や環境に挑戦しつつ、安全文化の継承と進化の道を歩んでいくことでしょう。

宇都宮テクニカル&プロダクトセンターの沿革


宇都宮テクニカル&プロダクトセンターは、1963年に小野測器の製造拠点として設立されました。その後、1993年に独立したプロダクトセンターとしての運営が始まり、2015年には小野測器に再び吸収合併されました。現在、製品の研究開発と生産を両立させた事業所として、214名の社員が画期的な測定技術を提供しています。

住所は栃木県宇都宮市西川田南2-4-13で、日本各地の産業界に向けた電子計測器の製造および販売を行っています。小野測器は1954年に創業され、「人とテクノロジーのより良い関係を支え、サステイナブルな社会の実現を加速させる」ことを企業理念に掲げ、その実現に向けた活動に力を入れています。地域社会との関わりや次世代のエンジニア育成にも積極的に取り組んでおり、地域密着型の企業としての姿勢が感じられます。

この度の厚生労働大臣表彰の受賞は、その努力が実を結んだ結果であり、今後のさらなる成長と挑戦を期待しています。


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