箱根のサステナブルみかん湯
2025-02-19 15:21:20

箱根で体験するサステナブルなみかん湯、快適なひとときを提供

箱根・芦ノ湖 はなをりのサステナブルな取り組み



箱根・芦ノ湖に位置する「はなをり」では、2025年の2月22日から24日まで、特別な「みかん湯」を楽しむことができます。この取り組みは、神奈川県小田原市の農園・あきさわ園とのコラボレーションによって実現されました。廃棄予定だった手むきの小田原みかんの皮を利用し、天日干しされたものが湯舟に浮かべられるのです。

こうしたサステナブルな取り組みは、ただの湯治ではなく、地域のフードロスを減らし、持続可能な環境づくりを目指すものです。多くの人がイメージする「みかん湯」は、丸ごとのみかんを浮かべるものですが、それによって生じるフードロスを避けるため、はなをりではあえて皮を用いることにしたのです。これは、農作物生産者と旅館が協力し、新たな環境づくりに取り組む一環でもあります。

みかんの皮を活用した新しい「みかん湯」



今回提供される「みかん湯」は、魅力的なデザインの蓋付きかごに入ったみかんの皮を湯舟に浮かべるというユニークな仕掛けが施されています。見た目にも楽しませてくれるこの湯は、ただの温泉以上の体験を提供します。収穫の際には、農園の方々にも協力いただき、天日干しされたみかんの皮は香り高く、温泉の中でその芳香を際立たせます。

また、昨年の取り組みとして、摘果された青みかんを使用したフレーバーウォーターや青みかんサワーが提供され、地域の素材を生かしたリフレッシュメントとして、多くのゲストに喜ばれました。このような取り組みは、地元の農産物の魅力を広める努力の一環でもあります。

地域の未来への想い



あきさわ園は、300年以上の歴史を持つ地元の農園であり、その理念「未来の子供たちが夢と希望を持てる環境を創る」に基づいた取り組みを行っています。彼らは、農作物の背後にあるストーリーを知ってもらい、食材の価値について理解を深めてほしいと考えています。「里山体験」を通じて、訪れる人々に農作物が育つ過程を体験させ、地元の産品への親しみを持ってもらう活動を展開しています。

また、オリックス・ホテルズ&リゾーツは、全21の旅館・ホテルを運営し、サステナブルな取り組み(脱炭素化、環境配慮、地域共生)を進めています。地域企業や自治体との連携を深め、新しい観光資源の創出を目指すなど、地域との共生を重視しております。

まとめ



はなをりでの「みかん湯」は、ただの温泉ではなく、地域の未来を考えたサステナブルな体験です。2月22日から24日までの期間限定で提供されるこの特別な湯は、地域の自然の恵みを大切にし、未来に向けた希望の象徴とも言えるでしょう。箱根を訪れた際には、心を豊かにするこのユニークな体験をお見逃しなく!


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