新百合ヶ丘での特別なメイク体験
新百合ヶ丘のオーパで、2025年9月25日(木)と26日(金)の2日間、視覚障がい者を対象とした「ブラインドメイク」を体験できるイベントが開催されます。このイベントは、一般社団法人日本ケアメイク協会の主催で行われるもので、多様性や共生をテーマにした「しんゆりアートde未来2025」の一環です。
ブラインドメイクとは
「ブラインドメイク」とは、視覚障がいを持つ方でも手や指の感覚を駆使して、鏡を使わずに自分自身でメイクを行う技術です。この方法は、2010年に大石華法氏によって考案され、化粧を通じてクオリティ・オブ・ライフの向上を目指しています。現在、日本では約30万人の視覚障がい者が障がい者手帳を持っていると言われており、さらに約160万人が視力に不便を感じています。これにより、ブラインドメイクの重要性はますます高まっています。
イベントが持つ意味
「しんゆりアートde未来2025」は、SDGsが策定された日を記念して、新百合丘オーパで開催されるイベントです。このイベントは、アートを通じて多様性を理解し、共に未来の持続可能な社会を考える場として設けられています。お互いの理解を深める時間を共有し、「人と人」、「人と地球」をつなぐ新たな可能性を創出することが目指されています。
日本ケアメイク協会のブース
日本ケアメイク協会のブースでは、予約制でブラインドメイクの体験が行われます。具合は約20分で、参加者は化粧訓練士の指導のもと、口紅とチークを使用したメイクを行います。視覚に問題のない方でも、効率的なメイク方法として参考にできる内容となっています。また、体験した方には化粧水サンプルもプレゼントされますが、サンプルは数に限りがあるため、早めの参加をお勧めします。
昨年は、小さなお子様からご高齢の方まで、男女問わず2日間で合計90名の参加がありました。参加者同士の交流もあり、和やかな雰囲気が魅力的でした。
イベントの詳細
- - イベント名:しんゆりアートde未来2025
- - 開催日:9月25日(木)・26日(金)
- - 場所:新百合ヶ丘オーパB1カレイドプラザ
- - 参加費:無料
- - 所要時間:約20分
- - 予約時間:11:00、14:00、16:00(予約なしでも参加可能)
- - グループ参加:可
この特別なイベントを通じて、多様な未来を共に見つけていきましょう。新しい経験を通じて、誰もが輝ける瞬間を手に入れられるかもしれません。また、視覚障がいに関する理解も深まる貴重な体験となることでしょう。
ケアメイク協会について
一般社団法人日本ケアメイク協会は、視覚障がいを持つ方にブラインドメイクを普及し、その技術を学ぶ環境を整えるために活動しています。ブラインドメイクを教える「化粧訓練士」の養成や認定を行うことが中心となっており、視覚障がいを持つ人々により良い生活を提供することを目的としています。詳細は
公式サイトをご覧ください。
この機会に、新百合ヶ丘で新たな体験をしてみませんか?ご来場をお待ちしております。