ファンケルの未来を見据えた新たな経営構想
株式会社ファンケルは、2035年に実現を目指す成長戦略として「ファンケル・ビジョン2035(FV2035)」を策定しました。このビジョンの主要目標は、10年後にお客様から選ばれる信頼のブランドとしての地位を確立することです。
FV2035策定の背景
ファンケルは、キリングループによるTOBの完了から1年を経て、安定した業績を維持しながら、キリンヘルスサイエンス事業の一端を担う企業としての存在感を強めています。このような新たなステージで、ファンケルの役割はこれまで以上に重要となっています。
現代では、消費者の価値観が多様化しており、選択の基準は製品の機能や価格にとどまらず、企業やブランドへの信頼や共感へと広がっています。そのため、持続的に選ばれるためには、製品力の向上はもちろん、ブランドとしての存在意義を深めることが求められています。
2035年に目指す姿(Vision)
ファンケルは「美と健康の『不』」を解消する最も信頼できるブランドになることを目指します。また、成長するブランドマーケティング会社としての地位を築くことも重要なビジョンです。これを実現するためには、企業の存在意義や理念を再確認し、全従業員が共通の指針として行動することが不可欠です。
私たちの創業理念「正義感を持って世の中の『不』を解消しよう」を、今一度明確に位置づけ、事業の根幹としています。この理念を基に、「新しい市場と価値を創造し、社会と共振する企業文化を築く」ことを新たに目指しています。さらに、飽くなき挑戦を支える「もっと何かできるはず」という価値観も、変わらず大切にしていきます。
FV2035の全体構造
ファンケルが2035年に目指す姿を実現するためには、経営基盤の強化が重要です。そのために4つの基盤機能(人財、IT・デジタル、R&D、SCM)を強化し、ブランドの優位性を築くためのマーケティング戦略を実行していきます。この戦略のもとで、国内外のチャネルを通じて、より良い製品を提供し続けることを目指します。
財務と非財務目標
具体的な財務目標として、2025年度の売上収益を1126億円から2000億円へと引き上げることが掲げられています。また、非財務目標としては、ファンケルグループがもたらす社会的な影響を拡大し、持続可能な成長を目指す「CSVパーパス」を策定しました。これは「健やかな暮らし」「誰もが輝く社会」「豊かな地球環境」の3つを重点テーマとして設定し、各テーマに沿った取り組みを進めていきます。
まとめ
ファンケルの「ファンケル・ビジョン2035」は、企業の成長と共に、社会的な責任を果たすための新たな指針を示しています。これからの10年、さらなる信頼と選ばれるブランドへの道のりが、ここから始まります。消費者との信頼関係を築き、健康と美容をテーマに新たな価値を創造するファンケルの挑戦に、ご期待ください。