池田家文庫の史料公開
2025-03-30 23:46:22

東京大学と岡山大学が連携し池田家文庫の史料をウェブ公開

東京大学と岡山大学が行う池田家文庫のウェブ公開



2025年3月30日、東京大学史料編纂所は、岡山大学附属図書館との協力のもと、「池田家文庫」に収蔵された岡山藩政に関する重要な史料のオンライン公開を始めました。このプロジェクトでは、約1万コマの史料画像がデータベース「Hi-CAT Plus」にて閲覧可能となります。さらに、2025年度には4千コマの追加公開を計画しています。

池田家文庫とは



池田家文庫は、旧岡山藩主である池田家に関わる多種類の史料が集められた大規模なコレクションで、中世から近代にかけての歴史的な文書が約10万点収蔵されています。これには、政治や社会に関する重要な情報が含まれており、研究者の間でも高く評価されています。しかし、これまでは画像のウェブ公開が限定的であったため、今回の事業は広範な研究活動の促進につながると見込まれています。

研究の進展と期待



この共同研究は、東京大学の東野将伸准教授の指導の下、岡山大学の社会文化科学学域に所属する研究者たちとの協力により展開されます。公開された史料は、近世や幕末維新期の岡山藩に関する研究を進める上での重要な資源となり、特に明治維新の際の池田家の役割を明らかにする助けとなることが期待されています。

今後の展開



今後は、東京大学と岡山大学附属図書館との間で締結した覚書に基づき、さらなる研究の深化を図り、多くの新たな史料が公開される予定です。史料に関する情報やデータベースの更新についてはそれに合わせて通知されるでしょう。

まとめ



岡山藩の歴史や池田家の活動に興味がある人々にとって、このオンライン公開は貴重な機会です。研究者だけでなく、一般の歴史愛好家にとっても、膨大な文書に直接アクセスできるチャンスが訪れました。これにより、岡山の歴史や文化の理解が一層深まることを期待しています。

詳細は東京大学と岡山大学のウェブサイトを参照してください。


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