神奈川発!未来の製造業を変えるCoLab
株式会社CoLab(コラボ)は、神奈川県川崎市に本社を構えるスタートアップ企業です。2015年に設立されたこの会社は、AIを駆使してロボットの動作を生成し、組立工場の自動化を実現することを目指しています。最近、同社は株式会社エクサウィザーズ主催の「AI × 社会課題解決」をテーマとしたスタートアップピッチコンテストで見事優勝を果たしました。
 「AI × 社会課題解決」スタートアップピッチコンテストとは
このコンテストは、2025年10月21日に開催された「AI Innovators Forum 2025」の中で行われました。AI技術が日常の一部となる未来に向けて、その活用を通じて社会の課題を解決していくために、次世代の才能や革新的なアイデアを見つけ出し、支援することを目的としています。この日、6社のファイナリストがプレゼンテーションを行い、その中でCoLabが優勝を果たしました。
 優勝の理由と審査基準
審査では以下の4つのポイントが重視されました:
1. 
社会課題への貢献性:解決すべき課題が明確であり、AIの活用によって社会的な意義が期待できるか。
2. 
革新性・独自性:技術やサービスの内容に新しいアイデアが含まれているか。
3. 
市場性・成長性:市場の規模や成長の可能性、持続的なビジネス展開が見込まれるか。
4. 
実現可能性:プロダクトや事業計画の具現化の度合い、チーム体制や実行力が問われました。
審査員には、Scrum Venturesの宮田拓弥氏や、株式会社セブン銀行の中山知章氏、東京大学エッジキャピタルパートナーズの郷治友孝氏、エクサウィザーズの春田真氏など、著名な専門家が名を連ねました。
 期待を込めたCoLabのビジョン
CoLabの代表、川畑晋治氏は同コンテストでの優勝を受けて、「今後の日本市場において、少子高齢化が進む中で生産性向上が不可欠です。新たなものづくりの手法を提供し、日本社会に貢献していきたい」とコメントしています。また、同社は今後、さらなる仲間を募集し、共に社会課題を解決する未来を創り上げていく意欲を示しています。
 CoLabの施設と取り組み
CoLabは、AIテクノロジーを使用して、組立方式の自動化を実現するために、視覚(画像認識)、力覚(センサー)、ロボットの技術を融合させた製品を開発しています。2024年からは自動車製造業や電気機器製造業での実稼働を開始し、さらなる成長を目指しています。
また、CoLabは2025年3月に資金調達を行い、また「IVS2025 LAUNCHPAD」では5位に入賞するなど、注目を集めています。また、ビジネス誌「週刊東洋経済」でも「すごいベンチャー100 2025年最新版」に選出されるなど、その価値が広まりつつあります。
 最後に
CoLabでは、AIロボットの研究開発エンジニアや企画・営業などの多様な職種で仲間を募集しております。興味をお持ちの方はぜひ、公式ウェブサイトを通じて問い合わせてみてください。新たな仲間と共に、次世代の製造業の可能性を追求していきましょう。