スペシャルなひととき、クラシック音楽の魅力
2025年5月31日土曜日、横浜みなとみらいホールで行われる第407回横浜定期演奏会は、特別な公演となります。ハンガリー出身の名指揮者、ガボール・タカーチ=ナジが日本フィルハーモニー交響楽団に初登場し、聴衆を魅了します。彼はその才能だけでなく、音楽に対する情熱でも知られる存在です。
ガボール・タカーチ=ナジの経歴
ガボール・タカーチ=ナジは、ブダペストで生まれ、現代ハンガリー音楽の重要な人物として広く認知されています。彼は、1982年にリスト賞を受賞し、さらには2017年にはベーラ・バルトーク=ディッタ・パシュトリー賞を受賞するなど、数々の名誉を持っています。また、2021年にはハンガリー文化に貢献した功績として功労芸術家賞を受賞し、その後も数多くの名誉を手にしています。彼の指揮する音楽は、聴衆の心に深く響くことでしょう。
プログラム内容
この日の公演では、ハンガリーの民族音楽を基にしたコダーイの名作《ハーリ・ヤーノシュ》をメインに、シューベルトの交響曲第7番《未完成》やモーツァルトのピアノ協奏曲第21番が演奏されます。《ハーリ・ヤーノシュ》は、特にツィンバロンという楽器が取り入れられており、その響きは聴衆を一瞬でハンガリーの情景へと誘います。
ピアノソリストには、三浦謙司が選ばれています。若干の年齢にも関わらず、彼はロン・ティボー国際コンクールでの優勝を果たし、その名声を高めました。三浦は音楽の道を選び、さまざまな演奏経験を経て洗練された技術と情感豊かな表現力を持つ演奏家に成長しました。
チケット情報
演奏会は午後5時から開始し、開場は午後4時10分です。チケットはS席からYs席(25歳以下限定)の特別席まで幅広く用意されています。お値段も様々で、Ys席は2000円でご用意。若い方々にもクラシック音楽の魅力を楽しんでもらいたいという思いが込められた特典です。
これからの音楽自体を体験する機会として、ぜひ足を運んでみてください。オーケストラが奏でる生の音楽を通じて、心に残るひとときを提供します。
お問い合わせ・詳細
公演に関するお問合せは、日本フィル・サービスセンターへ。電話番号は03-5378-5911(平日10時~17時)、または公式ウェブサイトからもチケットの購入が可能です。この機会をお見逃しなく!
2025年の春、クラシック音楽の新たな出会いがここ横浜で待っています。