カクヤス、環境に優しい物流を実現へ
ひとまいるグループの株式会社カクヤスは、持続可能な社会の実現に向けた新たな一歩を踏み出しました。首都圏を中心に関西や九州でも、酒類や食品の販売・デリバリー事業を展開する同社は、配送センターへハイブリッドトラックを導入します。この取り組みは、温室効果ガスの排出量削減を目指したもので、非常に注目されます。
ハイブリッドトラックの導入
今回、カクヤスが新たに導入したハイブリッドトラックは、飲食店向けのルート配送を担う首都圏の5つの配送センターに配備されます。今期中には合計10台のトラックを導入予定で、運用体制を維持しつつ、業務効率が損なわれることなく温室効果ガスの排出量を減少させます。これにより、配送の効率を確保しながらも環境への配慮を実現することになるのです。
EV軽自動車の導入
さらに、カクヤスでは2023年11月から、店舗向けの配達車両としてEV軽自動車の導入も始めています。現在、運用中のEV軽自動車は17台で、ガソリン車に比べて1台あたり約60%の温室効果ガスの排出量削減が期待されています。これにより、カクヤスはさらに環境負荷を削減する方向にシフトしています。
エコ安全ドライブ推進月間
単に車両を導入するだけでなく、カクヤスでは運転者の環境意識と安全運転に対する意識を高める取り組みも行っています。社内で実施している「エコ安全ドライブ推進月間」では、全社的な啓発活動が行われ、国土交通省が定めた「エコドライブ推進月間」に合わせて、持続可能な物流の実現へ向けた意識を高めることを目的としています。これにより、全社員が環境への配慮を持ちながら、業務に取り組むことができる環境が整えられているのです。
未来への展望
今後もカクヤスは、環境に優しい物流の実現を目指し、さらなる取り組みを進めていく意向を示しています。脱炭素社会の実現に向けた貢献を続けることで、企業としての責任を果たし、社会全体の持続可能性に寄与していくことでしょう。
カクヤスの取り組みは、地域コミュニティにおける環境意識の向上や、持続可能な社会の実現に向けた大きな一歩です。このような企業の活動が、今後も広がりを見せることを期待しています。さらに詳しい情報については、カクヤスの
公式サイトや
サステナビリティサイトをご覧ください。
株式会社カクヤスは、東京都北区に本社を置き、佐藤順一が代表取締役を務めています。飲食店や個人向けの酒類・食品の販売を行うとともに、多種多様な店舗運営に従事しています。このような積極的な環境対策を通じて、企業としての社会的責任を果たし、未来のために持続可能な物流を推進していくことが期待されています。