無線技術研究を加速
2026-06-16 09:39:15

アンリツ、新たな無線技術研究を加速するソフトウェア無線ソリューションを発表

アンリツの最新ソフトウェア無線ソリューション



アンリツ株式会社が、このたび新たなソフトウェア無線(SDR)ソリューションを提供開始しました。このソリューションは、無線信号の送受信及び広帯域IQデータの収録に対応しており、次世代無線通信技術である6Gなどの研究開発における効率化を目指しています。

製品概要


提供されるソリューションは二つの主要コンポーネントから構成されています。ひとつは、Universal RF Unit MD8190Aという名前のハードウェアで、もうひとつはその制御ソフトウェアIQ Control Hub Software MX819040PCです。MD8190Aは、任意の信号波形を出力できる特性を持ち、また、広帯域なIQデータの収録が可能です。これにより、研究室での評価から屋外環境におけるフィールドテストまで、多様なシーンで利用できます。

さらに、IQ Control Hub Software MX819040PCは、MATLAB®との連携が可能で、無線信号の設計・送受信といったプロセスをシームレスに行える環境を提供します。これによって、無線技術の研究者は、データの送信から解析までをひとつのワークフローで完結することが可能になります。

開発の背景


6Gやその他の先端無線技術に関する研究開発では、通信方式の設計、信号の検証、データの解析が欠かせない工程です。しかし、従来の方法では、各工程に異なる測定機器やデータ形式を使用することで、データの移行や変換作業が煩雑となり、開発プロセスが非効率になることがしばしばです。実際のフィールド環境下での検証では、特定の通信方式に応じた専用測定器が必要とされるため、設置条件や電源確保といった物理的な制約も生じます。

これらの課題を克服するため、アンリツはMATLABと軽量なSDR装置を連携させたこの新しいソリューションを開発しました。これにより、開発者は効率的に設計や検証を進めやすくなり、評価精度の向上が期待されています。

主な特長


このソリューションの主な特長としては、以下のポイントが挙げられます。
1. 広帯域IQ収録機能:MD8190Aは、100 MHz帯域の無線信号を最大4チャネルまで同時に収録可能です。
2. 設計・検証の効率化:MATLABで使用される汎用IQデータ形式に対応しており、無線波形の送信からIQデータの解析まで、一元的に行えるため、時間の節約になります。
3. 屋外・移動環境への対応:軽量・コンパクトな設計に加え、モバイルバッテリー駆動が可能なため、動的な測定環境でも使用できる利点があります。
4. 柔軟なシステム構成:ストレージPCとの連携により、長時間にわたる大容量のIQデータ収録が可能です。

この新しいソリューションによって、通信業界における無線技術の最前線での研究開発がますます進展していくことが期待されています。アンリツの製品やソリューションに関する情報は、公式のソリューション紹介ページやFacebookでチェックできます。

結論


次世代無線技術の発展は、私たちの生活やビジネスに大きな影響を及ぼすでしょう。アンリツは、その最前線で活躍する企業として、これからも革新的な技術を提供し続けていくことでしょう。


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