横浜サポートステーション第二フロアの開設
日研トータルソーシング株式会社が、横浜市内に掲げる障がい者雇用の推進を目的とした新たな拠点、横浜サポートステーションの第二フロアを12月1日にオープンしました。この新しいフロアは、多様な能力を持つ人々が自分らしく働ける職場環境を整えるために設計されました。
障がい者雇用の重要性
近年、多様性のある人材を取り入れ、企業の生産性を向上させるための人的資本経営が企業に求められています。日研トータルソーシングは、障がい者雇用を拡充し、職場の文化を変革していくことが重要だと考えています。それに伴い、特性を活かした職場のルールや体制を整備し、高い定着率を目指して取り組んでいます。
第二フロアの特徴
第二フロアでは、聴覚や視覚に敏感な方々への配慮が特に強化されています。具体的には、周囲の音を吸収するためのパネルの設置や、集中できる環境を提供するための作業スペースの設計が行われています。また、作業効率を高めるため、法定の休憩時間に加え、さらに1日3回の休憩も設けています。これにより、従業員が疲労を軽減し、常にベストなパフォーマンスを発揮できる環境を整えています。
未来を見据えた取り組み
この新フロアの開設に伴い、2026年2月までに新たに30名の障がい者社員の採用も計画され、トータル70名体制を目指しています。さらに、各部門の事務業務を集約することで、社員はより重要なコア業務に集中できるようになり、生産性の向上につなげています。業務の階層化や新しい業務の展開も進めており、将来的には専門的な業務へのステップアップも可能になるといったキャリアの拡大が期待されています。
定着モデルの構築
日研トータルソーシングは、この新フロアにおいて社員のキャリアパスを具体化し、「長く働きながら、成長できる」環境作りを目指しています。また、在籍1年以上の社員が新入社員のメンターとして活動することで、職場内の知識やノウハウの増加にも寄与しています。
会社について
どのような職領域でも活躍できる人材を大切にし、様々な人材ソリューションを通じて、企業や社会全体の可能性を創造していくことを目指す日研トータルソーシング。これからも、持続可能な雇用環境の実現に向けて尽力していくことでしょう。
会社情報
- - 住所:神奈川県横浜市神奈川区金港町6-6 横浜みなと第一生命ビル5F(第二フロアは同ビル8F)
- - 設立:1981年4月
- - 本社所在地:東京都大田区西蒲田
- - 代表者:清水浩二
新たな取り組みを通じて、すべての人が笑顔で働ける社会を築いていく日研トータルソーシングから、今後のニュースにも目が離せません。