CBD法改正と消費者意識調査の背景
2024年12月12日、改正大麻取締法が施行されることにより、CBD製品に含まれるTHCの残留基準が新たに設定されることとなりました。これにより、日本国内でもCBD製品の安全性や合法性が明確になり、消費者が手に取りやすい環境が整いつつあります。この背景のもと、CBDスキンケアブランド『CANNA(カンナ)』を展開する株式会社アッツが、全国の20代から50代のCBDに対する意識調査を実施しました。
調査の実施概要
今回の調査は、2025年7月31日から8月4日までの期間において、インターネットを通じて行われました。調査対象はCBDに関する知識がある、全国の20代から50代の男女1,004人です。この調査を通じて、CBD製品に対する認知度や利用意欲などの変化を探りました。
利用経験の状況
調査の結果、約50.8%の方が何らかの形でCBD製品を利用した経験がありました。具体的には、現在使用中の方が25.9%、過去に使用したが現在は使用していない方が24.9%、そして使用したことはないが検討中の方が20.5%でした。一方で、28.7%は今後も利用する予定がないと答え、この結果からはCBD製品に対する利用者の間での意欲の二極化が浮き彫りになりました。
CBD製品へのイメージ
調査では、CBD製品についてのイメージも調査されました。その結果、最も多かったのは「リラックス効果がある」という回答で54.9%を占め、次いで「合法な商品」が35.4%、そして「価格が高い」との意見が28.5%寄せられました。しかし同時に「怪しい」と感じる声や、「情報が少ない」と不安を感じる意見も存在し、CBD製品に対する信頼感と不安感が交錯していることが見受けられました。
法改正に関する認知度
昨年末の法改正については、63.6%の方がTHC基準値の設定を知っていると答えました。しかし残りの約4割の人々は、その情報が届いていないため、法改正に関する認知度向上が求められます。
安心感の変化
法改正後の安心感については、48.6%の人々が「安心感が高まった」と回答しましたが、残りの約半数は「変化がない」または「不安が増した」との意見を示しました。法改正に対する反応が様々であることが分かります。
利用意欲の変化
CBD製品の利用意欲についても調査が行われ、約4割の人々が法改正の影響で「使ってみたい」と感じるようになったと回答しています。しかし、半数以上は特に変化がなかったとの意見で、消費者の行動の変化には個人差があることが示されました。
購入・使用時の不安
CBD製品を検討する際に最も不安とされるのは「副作用」で36.4%がこれを挙げています。次に「価格の高さ」や「違法性」に関する不安も多く見られ、身体的リスクや価格面での不安が根強いことが分かりました。
企業に対する期待
最後に、消費者がCBD製品に求めることとして「成分の明確な表示」を42.4%の人々が望んでいます。その他にも国内製造や第三者による検査報告の公開が求められ、透明性が消費者の信頼感を高めることに寄与するでしょう。
CANNAの進化系スキンケア製品
CBDを活用したスキンケアとして、『CANNA』は高保湿かつ敏感肌にも適した商品を展開しています。特に『CANNAモイスチャークリーム』は、CBDに加え、美容成分が豊富に配合されており、メイク前にも使いやすくなっています。新たにリニューアルされた内容は、充実した使用感を提供することで多くのユーザーから支持されています。
CBDの法改正施行とそれに伴う消費者意識の変化は、今後のCBD市場において非常に重要な要素であると言えるでしょう。消費者が安心して利用できるCBD製品の環境整備が急務です。