舞台『大誘拐』が再始動!
2025年10月、話題の舞台『大誘拐』が東京シアター1010で再び幕を開けることが決定しました。この舞台は、1987年に発表された天藤真の推理小説を原作としており、82歳の女性が自らの誘拐事件を大芝居に変えていく痛快なストーリーが魅力です。
続く全国公演では、大阪や北海道、愛知をはじめとした多くの都市でも上演され、観客を楽しませること必至です。なぜなら、出演者が再度集結し、彼らの息を呑む演技が観客を一瞬たりとも飽きさせないからです。
豪華キャストが織り成すスペクタクル
今回の上演では、中山優馬が誘拐計画のリーダー戸並健次を、柴田理恵が元家政婦の中村くらを、風間杜夫が和歌山県警の本部長井狩大五郎を、そして白石加代子が柳川家の大奥様柳川とし子を演じます。一流の俳優たちが揃い、彼らの相互作用によって物語は展開していきます。
上演台本と演出は笹部博司が手がけ、2021年にはNHK大河ドラマ『青天を衝け』で注目を集めた小野寺修二が振り付けを担当します。このプロデューサーたちの巧みな演出があれば、心震えるような舞台が期待できるでしょう。
あらすじの舞台裏
物語は、刑務所でひとつ屋根の下で目を合わせた戸並健次(中山優馬)らが、名家柳川家の82歳の当主とし子を誘拐するところから始まります。驚くべきは、単に誘拐されるはずの彼女が、その身代金を自ら百億円に引き上げようとする意表を突いた展開です。
彼女の元家政婦であるくーちゃん(柴田理恵)も参加することで、予測不能な展開が続出します。警察の井狩大五郎(風間杜夫)は、彼女の恩人として捜査を開始しますが、実は彼女の頭脳明晰な策略が背後には仕掛けられているのです。
さらに深まるストーリー
また、本作では心温まる友情や家族愛も描かれ、観客は笑いと感動を共に味わえること間違いありません。中山優馬のコメントにもあるように、これまでの舞台が「愛に溢れた物語」であることを確認し、その期待感は膨らむ一方です。
さらに、柴田理恵は役者4人の個性がぶつかり合い、まさにダイナミックなストーリーを期待しているとのこと。観客を引き込む演技と、思わず息を飲むような劇的な転換が融合した舞台がそこにあります。
チケット情報
公演は2025年10月10日から13日までの東京公演を皮切りに、香川、鳥取、大阪などの各地で上演されます。チケットは全席指定で9,800円(税込)となっており、6月には一般販売が開始される予定です。この大規模な舞台を間近で観るチャンスをお見逃しなく!
観客の心を掴む『大誘拐』、全員が期待する新たな歴史を刻む舞台にご期待ください。