ニッカホームの出張授業プログラム「住の教室」
ニッカホーム株式会社は、関東地域の小・中学生を対象にした『住の教室』という出張授業プログラムを提供しています。このプログラムは、子どもたちが住宅や建築、環境についての理解を深めるための貴重な機会を提供することを目的としています。
プログラムの背景と目的
日本は『モノづくり大国』と呼ばれる一方で、住宅や住環境について教える専門家が不足している現状があります。そのため、ニッカホームでは専門的な知識を持つスタッフが直接学校を訪れ、授業を行うことで、子どもたちが抱える住まいに関する疑問や関心に応えることを目指しています。
これまでに実施された出張授業では、東京都中野区、神奈川県鎌倉市、千葉県松戸市など、関東各地の学校や学童が参加しています。今後も東京都多摩市や埼玉県春日部市などでの実施が予定されており、多くの学生に住まいの大切さを伝える機会が広がっています。
授業の内容と特徴
出張授業では、主に以下のような内容が扱われます。
- - 「衣・食・住」の理解: 生活に欠かせない要素としての住まいの重要性を学びます。
- - 家の構造について: 実際の工事現場の写真を使って、家のつくりに関する知識を深めます。
- - 木造住宅についての学び: 日本における一般的な木造住宅について、その構造や建設過程を学びます。
- - グループディスカッション: 住まいに関連する課題についてディスカッションし、多角的な視点から考える力を育みます。
- - 設計体験ワークショップ: 理想の家のプランニングを体験し、実際に設計を行うことで創造性を刺激します。
対象と講座の参加方法
プログラムは、小学5年生から中学3年生を対象にしており、参加は無料です。ただし、ワークショップを実施する場合、材料費が発生することがあります。出張授業を希望する学校は、開催希望日の約1か月前までにお問い合わせいただくことが推奨されています。
出張授業は、45分から135分のプログラムが選べ、1クラスから最多150人までの生徒が参加可能です。授業は、実際の場面に即した内容が盛り込まれるため、参加した子どもたちは楽しく学びながら、住まいについての具体的な知識を得ることができるでしょう。
環境への取り組みとサステナビリティ
ニッカホームでは、リフォーム現場から出る端材を利用した木工ワークショップも実施しています。これにより、子どもたちは、資源の有効活用や環境保護への意識を高めることができます。このような体験を通じて、子どもたちが未来の住環境を考えるきっかけとなることを願っています。
お問い合わせ
熱心な教育を通じて、次世代の環境意識を育むニッカホームの出張授業『住の教室』に興味をお持ちの方は、ぜひご連絡ください。授業内容や希望日程について、個別に調整が可能です。未来を担う子どもたちに、素晴らしい学びの機会を提供できることを楽しみにしています。
詳細は、ニッカホームの公式サイトや出前授業どっとこむにてご確認ください。