新技術「airlino®」
2025-03-18 11:51:13

ポーラ化成工業が誇る新技術「airlino®」化粧品市場で革命を起こす

ポーラ化成工業が革新をもたらす



神奈川県横浜市に本社を構えるポーラ化成工業株式会社は、化粧品業界で初めて独自技術「airlino®(エアリノ)」を開発しました。この革新的なウルトラファインバブル(UFB)技術の特徴は、直径約100nmの超微細な泡を液体中に分散させ、高濃度で安定に保つことができる点です。UFB技術は、一般社団法人ファインバブル産業会(FBIA)による規定に基づいた品質管理基準をクリアし、製品登録の認証を受けました。

空気を利用した独自の泡技術



ポーラ化成工業では、空気という持続可能な資源に焦点を当て、これを化粧品に利用する方法を模索してきました。同社のテクニカルディベロップメントセンター(TDC)では、大量の空気を超微細泡として封入する技術を開発。これにより、UFBを効果的に利用できる化粧品製造が実現しました。また、ポーラ化成工業は多孔質セラミックスを用い、「ちぎる」というプロセスを経て、液体中に約140億個のUFBを封入する成功を収めました。この技術は、製品において高濃度かつ持続的にUFBを維持するための革新でもあります。

化粧品での実用化にむけて



このたび「airlino®」技術を搭載した化粧品が、早期に市場に登場することが期待されています。ポーラ化成工業は、エビデンスベースの化粧品市場を形成し、さまざまな顧客ニーズに応える製品を提供することを目指しています。「空気で実現する美しい肌と持続可能な地球環境」をテーマに、未来志向の化粧品が登場する日が待たれます。

ファインバブル産業会(FBIA)との連携



ポーラ化成工業が登録したUFB技術は、FBIAの基準に基づき開発されており、ファインバブル市場の情報収集や技術開発にも寄与しています。FBIAは、ファインバブル技術の国際基準化や品質管理を推進し、産業の発展を目指す一般社団法人です。その活動は、SDGs目標達成にも寄与し、ビジネスの持続可能性を高めています。

TDCの役割と未来応用



テクニカルデベロップメントセンターは、ポーラの研究・生産施設で、新技術の実用化に向けた重要な役割を果たしています。化粧品製造の新たな地平を切り拓くため、セラミック技術を活用し、物理的な特性を取り入れた製造プロセスを追求しています。このような革新は、化粧品以外の分野にも応用される可能性があります。

結びに



ポーラ化成工業は、独自の「airlino®」技術を基盤に、次世代の化粧品開発を加速させています。その成果は、将来的に消費者の美のニーズに応えるだけでなく、環境保護にも寄与するものとなるでしょう。今後も注目が集まる技術と製品に、期待が高まります。


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