生活協同組合の重要性が高まる中、2016年6月12日に横浜市西区の横浜ベイシェラトンホテルで開催された第26回通常総代会は、地域社会の安心と絆を深めるための新しい一歩を示しました。参加者は総代510人中509人という高い出席率を記録し、すべての議案が承認されました。この様子は、地域住民が協力し合い、共に未来を築こうという強い意志の表れでもあります。
承認されたいくつかの重要な議案
総代会で可決された議案には、2024年度の事業活動報告や予算についての内容が含まれています。第1号議案の報告では、570億円という総事業高が前年比102.9%であることが報告され、経常利益も前年比115.8%の9.5億円に達しました。また、組合員数も368,539人に増加し、地域の助け合いや協力の輪が広がっていることをなにより表しています。
次年度の2025年度に向けては、より多くの新規加入を目指し、組合員と手を携えて活動を進めていく方針が決定しました。特に、「一人ひとりの価値観を認め合い、誰もが安心できる地域社会づくり」をテーマに掲げ、地域に根差したサービスの提供を続ける姿勢が示されています。
新たな役員体制
理事会では新たな役員体制も決定し、藤田順子理事長と網野拓男専務理事が共に重任されることが承認されました。新しいチームが掲げるビジョンは、心豊かなくらしと共生の社会の実現です。これは、地域社会の安定と発展を目指すパルシステム神奈川の大きな挑戦でもあります。
2025年国際協同組合年を見据えて
2025年が「国際協同組合年」とされている中、生活協同組合パルシステム神奈川は、コミュニティの持続可能な発展に向けさらなる取り組みを加速させることを誓います。地域の絆を強め、多様な価値観を受け入れ、共に助け合う社会づくりへの責任をしっかりと自覚し、活動を進めていくことでしょう。このような新たな展望が、神奈川の地域社会に新しい風を吹き込むきっかけになることが期待されています。
生活協同組合パルシステム神奈川は、横浜市港北区に本部を置き、地域住民と共に歩む企業として、今後も一層の発展を目指します。私たち一人ひとりが、その活動を支え合い、共により良い明日を築くための一助となることができるのです。今後の取り組みがとても楽しみです。