ミラノで響きあう、多様な感性と音楽の共演
2026年3月15日、イタリア・ミラノの「テアトロ・ダル・ヴェルメ」で行われるアートプロジェクト『Earth ∞ Pieces MILANO 2026』に、日本代表として参加する10組のプレイヤーが選ばれました。このプロジェクトは、日伊外交樹立160周年を記念して、文化交流と多様性の推進を目的としたものです。
日本から選ばれた10組のプレイヤー
公募プレイヤーの選考には、全国各地から多様な個性を持つ応募者が集まりました。選考を経て、10代から50代まで様々な背景を持つプレイヤーたちが選ばれました。障害の有無や音楽経験に関わらず、皆が自身の感性を表現するために集まりました。彼らは、名曲ベートーヴェンの《喜びの歌》を、新たな形で奏でます。
音楽を通じた心の響き
参加者たちにはそれぞれ特別な背景があります。たとえば、全盲で言葉を話せない息子との参加を表明した山田文子さんは、音楽の力で家族の絆を深めたと語ります。「音楽が私たちを繋いでくれました。ミラノでは世界中の人々と響き合いたい」とのメッセージは、参加者それぞれの心の奥深くにある思いを象徴しています。
また、ろう詩人のSasa-Marieさんは、音のない世界で音楽を表現し、同じ境遇の子どもたちに「自由に音楽を奏でてほしい」と伝えたいと話しています。音楽が心を開き、コミュニケーションの新しい形を作り出す力を持っていると信じています。
音楽家の古橋果林さんは、参加型の文化交流を通じて社会のウェルビーイングに寄与する新しい音楽表現を模索しています。「誰もが心地よく参加できるアートが形成されることが重要だ」と強調します。彼女の視点もまた、多様性に満ちた音楽のかたちを描いています。
パートナーシップで支えられるプロジェクト
『Earth ∞ Pieces MILANO 2026』は、日本とイタリアの市民団体、教育機関、企業、行政が協力し合って進められています。文化交流を通じ、両国の関係を未来へとつなげる新たな試みです。このプロジェクトを支えるコーポレートパートナーには、株式会社DataMarketや合同会社ハートオブゴールド、株式会社アンビエンテックが名を連ねています。
助成にはNPO法人イエロー・エンジェルが関わり、後援にはミラノ市や在ミラノ日本国総領事館などがついています。また、スローレーベルでは、さらなるサポートを求めてコーポレートパートナーやボランティアスタッフを募集中です。
開催概要
- - 名称: Earth ∞ Pieces MILANO 2026
- - 日程: 2026年3月15日
- - 場所: Teatro dal Verme(イタリア・ミラノ)
- - 主催: Allegro Moderato、Komorebi、SLOW LABEL
- - 協賛: 株式会社DataMarket、合同会社ハートオブゴールド、株式会社アンビエンテック
- - 助成: NPO法人イエロー・エンジェル
- - 後援: ミラノ市、在ミラノ日本国総領事館、在伊日本商工会議所
このプロジェクトはミラノ・コルティナ2026冬季大会の公式文化プログラムとして認定されており、世界中の人々と共に新たな音楽の響きを届ける挑戦が、いよいよ始まります。