新たな物流拠点
2025-04-22 14:23:21

センセーショナルな木造構造を採用した物流拠点「MFIP海老名 &forest」が始動!

木造構造の新たな挑戦!「三井不動産インダストリアルパーク海老名 &forest」



神奈川県海老名市に位置する「三井不動産インダストリアルパーク(MFIP)海老名&forest」が、2025年4月1日に着工することが決定しました。この新しい物流拠点は、国内初となる木造構造の一部を採用し、環境に配慮した設計が特徴です。

1. 地域との調和を目指して


本施設は、海老名市役所のすぐ目の前に立地し、約19,822㎡の敷地面積を誇ります。約40,219㎡の延床面積の中で、物流用途に加え、オフィスや研究施設、ラボなど多様な利用が可能なマルチユーススペースが約半分を占めています。このように多機能性を持つ設計は、テナント企業に柔軟な拠点を提供し、イノベーションや付加価値創出をサポートすることを目的としています。

2. 環境に優しい木造構造


MFIP海老名&forestの最大の特徴は、国産材の木造構造を採用していることです。三井不動産グループが北海道に保有する森林から提供されるトドマツ材を使用しており、その一部は共用部の構造材に積極的に活用されます。これにより、建設時のCO₂排出量を約40%削減することが期待されています。この環境に優しい取り組みは、持続可能な社会の実現に向けた大きな一歩となります。

3. 自然との共生を図るデザイン


施設のデザインには、自然との調和が感じられるよう細心の注意が払われています。メインエントランスでは、木や植物による有機的な空間が形成され、温もりを感じさせるデザインです。また、壁面には田んぼの記憶をキャンバスにしたアートが施され、「豊作」の象徴とされる稲穂をモチーフにした造形が施されています。このような取り組みは、エコで心地よい空間を提供するだけでなく、地域の歴史や文化とのリンクを深める役割も果たしています。

4. ワーカーの感性を育むラウンジ


3階のラウンジには、保有林から調達された木材が内装に使用され、居心地の良い空間が演出されています。さらに、音響システム「KooNe」を用いて、森林内の自然音空間を再現し、ワーカーの快適さを重視したデザインがされています。このように、自然の要素を取り入れる動きは、働く環境においてもリラックス効果を促進することが期待されています。

5. 建設スケジュールと将来への影響


「MFIP海老名&forest」は、2025年の着工から予定される2026年6月末の竣工を目指しています。今後、この施設は地域経済に貢献し、より良い働く環境を提供することが期待されています。三井不動産は、持続可能な街づくりを進める中で、今後もこのような革新的な取り組みを展開していくでしょう。

この新たな物流拠点の完成により、地域が活性化し、自然と共生しながら持続可能な未来が築かれることを期待しています。


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