東京大学の災害対策エグゼクティブプログラム説明会
東京大学大学院情報学環が主催する「Disaster Solution Executive Program(DSEP)災害対策エグゼクティブプログラム」は、2026年度の入学者を対象にした説明会を開催します。このプログラムは、自然災害や感染症、サイバー攻撃といった多様な脅威に対応できるリーダーを育成することを目的に設計されています。
プログラムの概要と目的
DSEPは、災害対策にかかわる8つの分野を体系化し、自然科学と社会科学の視点から多岐にわたるテーマに取り組みます。具体的には、サイバー犯罪や法医学、組織危機管理などを扱います。これまでの第一期と第二期では、経営者や医師、弁護士、政治家など、さまざまな職種の方が参加し、多様な視点からの議論が行われました。
説明会の詳細
今年度の説明会は、以下の2日程で開催されます。
- - 第1回: 2025年12月20日(土)10:00–11:00
- - 第2回: 2026年1月10日(土)10:00–11:00
いずれの日程も内容は同一ですので、ご都合に合わせてご参加いただけます。説明会は、東京大学生産技術研究所の会議室で行うほか、Zoomを利用したオンラインでも参加できます。これにより、全国どこからでもアクセス可能です。
誰でも参加可能
説明会は、特に社会人を対象にしており、所属や経験を問わず参加できます。プログラムの特徴や具体的な学びの内容、受講後のキャリア形成、さらにはネットワーク構築についても詳しくお話しします。また、参加者からの個別の質問にもお答えする時間を設けていますので、気軽にご参加ください。
プログラムの実際と受講生の声
DSEPでの学びは実践型です。受講者自身が研究テーマを設定し、自分のアイデアや思考を具体化していきます。これまでの受講生たちは、それぞれの業界・分野から得た多様な視点を持ち寄り、議論を通じて新たな発見や課題整理を行っています。
例えば、第一期生と第二期生からは、「自分の業界だけでは得られない視点を手に入れた」という意見や、「全く異なる世界の人々と議論できるのが刺激的だった」との声が寄せられています。受講を通じて、視野の拡大、仲間の形成、スキルの向上が実際に感じられるのです。
受講形態と受講料
2026年度のDSEPは、開講期間が2026年4月から2027年2月までの約1年間で、オンラインと対面授業が組み合わされています。修了時には、東京大学からの履修証明書も発行されます。受講料は推薦ありが88万円、推薦なしの場合は110万円で、定員は約18名となっています。最小開講人数は10名です。
詳細については、公式サイトをご覧いただくか、東京大学大学院情報学環の准教授、沼田宗純までお問い合わせください。彼は、「新しい仲間とともに、日本社会の課題を見つめ、それを解決するために行動しよう」と呼びかけています。
このプログラムを通じて、共に学び、成長し、これからの時代を担うリーダーとして活躍する仲間を探してください。