ハーブとサッカーで生まれた笑顔の輪
2025年5月10日、東京都の株式会社スタートラインが主催する特別なイベントが横浜市で開催されました。このイベントは、保護者と障害児向けに企画され、グローバルフットボールアカデミーおよび児童発達支援・放課後等デイサービス「てらこや」との共同活動として実施されました。イベントは、ハーブとサッカーを通じて、地域社会に貢献することを目的としています。
イベント開催の背景
横浜市にあるグローバルフットボールアカデミーは、「サッカーを通して、子ども、家族、世界の人々を笑顔にする」という理念を掲げています。同アカデミーは、定期的に障害児向けのサッカー教室を開くなど、社会貢献活動にも力を入れています。当社スタートラインは、障害者雇用支援を行うIBUKI YOKOHAMA FARM4の拠点をこのアカデミーに提供することで、連携を深め、地域社会への貢献を図っています。
IBUKIは、屋内農園型障害者雇用支援サービスであり、障害のある方々が安心して働ける環境を整えています。この日、IBUKIの屋上で行われたイベントは、参加者に多様な経験を提供し、障害者就業支援の重要性を実感してもらう機会となりました。
イベント概要
イベントは午前10時から正午まで続き、内容としては以下のアクティビティが含まれていました。
- - きらきらポプリづくり
- - ハーブティーの試飲体験
- - サッカー元プロ選手と楽しむ屋上サッカー教室
- - 障害者の働くについての講座
参加者は、ハーブ料理を使用して香り袋を作成し、異なる香りのハーブティーを試飲し、さらにはサッカー教室に参加して楽しむことができました。また、障害者の就労機会についても学ぶことで、今後の進路や選択肢を考える助けとなっていました。
当日の様子
ハーブを使った「きらきらポプリづくり」では、参加者が自身の感性で香りを選び、ビーズを取り入れながら個性的なポプリを作成しました。ハーブの香りに触れながら、子どもたちも夢中になって製作に取り組み、保護者との楽しい交流が見られました。
その後行われた「ハーブティーの試飲体験」では、5種類のハーブティーを味わい、香りや彩りを楽しみました。
少しあいにくの天候ながら、サッカー教室も無事に開催され、全力でプレーを楽しむ子供たちの姿が印象的でした。元プロ選手の中村コーチやビーチサッカー元日本代表の原口コーチとともに、サッカーを通じて心温まる思い出が生まれました。
「障害者の働くについて」の講座では、卒業後の多様な進路についての情報が提供され、保護者たちからは実際の支援場所を見学したことへの喜びが多く聞かれました。実際に働く環境を見せることで、みなさんの理解を深めることができたようです。
参加者の声
参加者の方々からは多くの感想が寄せられました。ポプリ作りの楽しさや、ハーブティーの美味しさへの驚き、障害児の進路についての知識が得られたことへの感謝が聞かれました。特に、民間企業が障害者の就労支援を行っていることに感動し、希望を持つことができたという声が多くありました。
未来へ向けた取り組み
株式会社スタートラインは、障害者が自分らしく生きるための選択肢を増やし、地域貢献を目指して今後も活動していく所存です。本イベントを通じて得られた経験と絆を基に、さらなる取り組みを進めていきたいと考えています。すべての参加者と協力者に感謝し、次回のイベントも楽しみにしています。