新卒エンジニアチームが「ETロボコン2025」で三冠を達成
2025年9月14日、東京・北関東地区で開催された「ETロボコン2025」にて、株式会社ゼネテックが新卒エンジニアのみで編成した「Team:Genkai」が競技部門と総合部門で優勝し、さらにIPA賞も獲得しました。この結果、チャンピオンシップ大会への切符を手にしたことは、会社にとっても大きな成果となりました。
大会結果概略
大会には、計30チームが参加。
- - 受賞内容: 競技部門優勝、総合部門優勝、IPA賞(独立行政法人情報処理推進機構)
- - 参加クラス: プライマリークラス(東京・北関東地区)
- - 会場: 早稲田大学 西早稲田キャンパス
「Team:Genkai」は、走行競技において特に難易度の高いゲート通過区間を速さと安定性で攻略し、見事に1位を獲得しました。また、モデル審査においても設計の精度やシステムの信頼性、動作の整理・可視化が評価され、総合優勝を獲得しました。さらに、ソフトウェア設計におけるチャレンジ精神も高く評価され、IPA賞受賞にもつながりました。
育成および支援体制
ゼネテックでは、新卒エンジニアの挑戦を支えるための育成・支援体制が整っています。今大会でも「スクラム」開発手法を取り入れ、チームメンバーが自主的に協力し合いながら課題を解決していくスタイルが功を奏しました。また、経験豊富な社員がメンターとしてサポートし、技術的なアドバイスを行っていました。
チームリーダーは、「役割交代や課題の優先順位付けを全員で徹底したことが良い結果を生んだ。」と語り、メンターのサポートがあったからこそ、挑戦に専念できたと感謝の想いを表現しました。今後は、さらに走行の安定性を向上させ、チャンピオンシップ大会での優勝を目指します。
今後の展望
チャンピオンシップ大会は、2025年11月19日から21日まで、横浜のパシフィコで開催されます。20日に行われる競技会に向けて、チームはさらに準備を進めています。ゼネテックとしても、今回の経験を社内の育成プログラムにフィードバックし、質の高いエンジニアを育てるための支援体制を一層強化する方針です。
ゼネテックについて
株式会社ゼネテックは1985年に設立され、ソフトウェアとハードウェアの融合によるシステム提供を行い、エンジニアリングソリューション事業を展開しています。災害時の位置情報共有アプリ『ココダヨ』をはじめ、GPS技術を活用した安心・安全の提供にも力を入れています。
会社概要:
この大会での成果は、単なる勝利だけでなく、次代のエンジニア育成に向けた重要なステップとなります。チャンピオンシップ大会での更なる活躍が期待されます。