EV充電を便利に!新築マンションでの最新サービス
横浜市青葉区に新たに登場した分譲マンション「ドレッセたまプラーザ プレイス」では、電気自動車(EV)の充電がこれまでにない形でサポートされています。ユビ電株式会社が提供する「WeCharge」スマートコンセントが導入され、マンションの駐車場に個別に充電用の200Vコンセントが設置されているのです。この取り組みは、EVの普及が急速に進む中、マンション住まいにも便利な充電環境を提供しようとするものです。
進化したEVライフを実現
近年、日本国内におけるEVの保有台数は急速に増加しており、過去5年間で約2.2倍になりました。このような背景から、マンションでのEV充電のニーズが高まっています。「ドレッセたまプラーザ プレイス」では、駐車区画ごとに専用のWeChargeスマートコンセントが設置され、住民は24時間いつでも充電可能。これにより、ガソリンスタンドや公共の充電ステーションに出かける必要がなくなり、利便性が飛躍的に向上しました。
管理組合も安心のシステム
WeChargeの特徴の一つは、マンション管理組合が電気代を負担しない点です。ユビ電が電力会社と別途契約を結ぶ形で、充電に必要な電力は直接引き込まれる仕組みです。さらに、従来のガソリン充填と比較して燃料費を約40%も削減できることから、経済的な恩恵も多大です。また、シンプルなコンセント設置により初期費用を抑えつつ、マンション全体の電気代や設備費用の最適化が図られています。
EV充電インフラの重要性
国は2035年までに新車販売を全て電動車にする目標を掲げ、EVの普及はさらに加速する見込みです。日産自動車の調査によると、マンションにEV充電器が設置されると、74.4%の人がEV購入意向を高めると回答しています。一方で、自宅に充電の選択肢がないために電動車の購入を躊躇っている方も多いなか、このような充電インフラが整備されることは、大きな意味があります。
使いやすく進化し続けるサービス
WeChargeでは、電力量に応じた従量課金制を採用しているため、使った分だけ支払うことが可能です。また、24時間365日のカスタマーサポートが用意されており、アプリやウェブサイトを通じてEV充電に関する様々な問い合わせにも迅速に対応しています。
物件概要と今後の展望
「ドレッセたまプラーザ プレイス」の竣工は2026年2月、入居は同年3月を予定しています。総戸数は67戸で、駐車場には29台分のEV充電設備が整っています。
今後、EVの普及が進む中で、同様の充電インフラを持つマンションはますます増えていくことでしょう。「WeCharge」が提供する先進的な充電環境は、EVオーナーにとって住まい選びの新たな基準ともなりそうです。