讃岐うどんの新たな旅立ち
香川県高松市にある「手打ちと創造 はなまるうどん 多肥店」が、7月2日(水)に新しい形でオープンしました。この店舗は、讃岐うどんの伝統を守りつつ、革新を加えたユニークなコンセプトで生まれ変わりました。
創業25周年を迎えるはなまるの新プロジェクト
株式会社はなまるは、創業25周年を迎え、地元香川をより大切にするために「おいでまい!さぬきプロジェクト」を始動しました。このプロジェクトの一環として、香川県内の5店舗をそれぞれ異なる魅力を持つうどん店としてリニューアルしています。この取り組みでは、讃岐うどんの持つ多様性をより多くの人に体験してもらうことを目的としています。
多肥店は、地域の人々に24年間愛された店舗であり、未来へつなぐための挑戦として「手打ちと創造」をテーマに掲げています。ここでは、伝統的な製麺技術を完全に取り入れた「手打ちうどん」を提供し、訪れる人々に一味違った体験を作り出します。
手打ちうどんの魅力を実感できる店舗
多肥店では、讃岐うどんの職人がその場で手打ちする麺が全メニューに採用されています。柔らかく、しっかりした食感の「もっちり感」を楽しめるうどんは、他店と一線を画す特徴です。この「麺打ち場」はガラスで仕切られており、お客様は実際にうどんが打たれる様子を見ることができます。その視覚的な楽しさも、多肥店の大きな魅力の一つです。
伝統的な美味しさに現代の感性をプラス
多肥店では、讃岐うどんの基礎となる「麺・だし・天ぷら」にこだわり、新たな美味しさを追求しています。香川県産の小麦「さぬきの夢」を使ったうどんは、職人の工程によって、他では味わえない独自の食感を実現しています。そして、だしは地元の素材をふんだんに使い、深みのある味わいに仕上げられています。
特に注目の天ぷらは、大海老天やとり天、ちくわ天といった人気のメニューを揚げたてで提供。昔から愛される「王道の美味しさ」を現代のスタイルで進化させた一品をぜひ体験してみてください。
限定メニューで香川の味を大胆にアレンジ
多肥店独自の魅力として、香川県の名物料理を用いた大胆な限定メニューも登場します。例として、「骨付き鳥っぽい味のかしわ天うどん」は、スパイシーな黒胡椒が効いたとり天とうどんの組み合わせで、癖になる一品です。また、香川の伝統的な「綾川そば」との合い盛りメニューも用意され、その地域ならではの体験を提供します。
香川の魅力を五感で楽しむ空間
新たな多肥店は、モダンなデザインと自然豊かな内装で、来店者が心からリラックスできる空間を提供しています。香川県産のヒノキを使用した内装や、地元アーティストによるアート作品が、香川ならではの温かみを演出しています。この店舗では、ただうどんを食べるだけではなく、香川の文化を吸収する豊かな「体験」を提供していくことを目指しています。
さらに、オリジナルアイスキャンディーなど、香川の魅力を持ち帰ることができる物販コーナーも展開する予定です。訪れた人々に、地元の魅力をシェアし、感動を提供する新しいスタイルの「うどん店」として、多肥店は進化しています。
全国での新メニュー販売と今後の展望
多肥店のオープンを記念し、限定メニューの一つ「骨付き鳥味かしわ天ざる」は全国のはなまるうどんで期間限定販売されます。訪れた際には是非お試しを。これからも「おいでまい!さぬきプロジェクト」を通じて、香川県の素晴らしい食文化を発信していくことが期待されます。
新たな挑戦とともに、香川のうどん文化を未来へとつなぐ「手打ちと創造 はなまるうどん 多肥店」に、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。香川の豊かな味わいと文化を、心ゆくまで楽しんでください。