川崎初のサクラ「吉兆」
2026-03-03 19:37:20

川崎市初の新サクラ「吉兆」が品種登録!春の訪れを告げる花となる期待

川崎市初のサクラ品種「吉兆」が品種登録



川崎市内、小さな春の訪れを告げるサクラの新品種「吉兆」が、このたび品種登録を果たしました。出願から数年を経て、農林水産省に登録されたこの品種は、地元の花き生産者である名古屋徹(なごや とおる)さんが開発したもので、特に花が早く咲き、密に咲く特長を持っています。

サクラ「吉兆」の特徴


「吉兆」は、通常のソメイヨシノよりも開花時期が早く、毎年2月下旬から3月上旬にかけて、見事な花を咲かせることで知られています。この早咲きの特性は、地域の春の象徴としての存在感を高めています。密集して咲く花は、お子様の目線に立っても鑑賞しやすく、家族みんなで楽しむには最適です。

品種登録の経緯


名古屋さんが「吉兆」を見つけたのは、彼が東海桜を栽培していた際、他の花に比べて花が密に咲き、早く開花する桜の木を発見したことがきっかけでした。平成27年7月に新種として出願し、業界の厳しい環境の中、令和8年1月にとうとう登録に至りました。

品種登録には、多くのハードルが存在しました。昨今の気象条件の変化が影響し、調査に必要な苗を揃えることが難しかったことや、育苗に時間を要したこと、そのための調整も多くの苦労があったといいます。しかし、名古屋さんの強い意志と地道な努力があったからこそ、「吉兆」は誕生しました。

地域とのつながり


この新品種は、川崎市の農業技術支援センターに寄贈され、より多くの市民に楽しんでもらえることを目指しています。名古屋さんは、「川崎で生まれた桜『吉兆』が市民の皆様に楽しんでもらえることを願います」と語ります。

馬絹地区の花文化


宮前区の馬絹地区は、江戸時代から花の生産が盛んでした。江戸から近い産地であるこの地域では、伝統的な生け花の文化が育まれており、特に梅や桃、桜などの枝物は独自の「枝折技術」で出荷されています。この技術は、「枝を折らず、花を落とさない」ように特別な方法で束ねられます。

このように、歴史深い馬絹地区で育てられる「吉兆」は、川崎市民にとって特別な存在になること間違いなしです。これからこの桜が春のシンボルとなり、地域をより明るくすることを期待しています。

品種登録制度について


品種登録制度は、新しく開発された植物が、その育成者の権利を保護する仕組みです。これにより、育成者はその品種の生産や販売を独占的に行える権利が与えられます。「吉兆」は、今後30年間その権利の下で守られていきます。

お問い合わせ


「吉兆」の詳細や栽培に関するお問い合わせは、川崎市経済労働局都市農業振興センターまでご連絡ください。電話番号は044-945-0153です。


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