サステナビリティ対策
2025-05-26 12:39:23

マブチモーターが語るサステナビリティへの挑戦と支援の実績

マブチモーターのサステナビリティ経営への取り組み



マブチモーター株式会社(以下、マブチモーター)は、小型直流モーターの製造販売に特化し、その品質や効率性に対して高い評価を得ています。その一方で、社会課題の解決や持続可能な経営にも強い関心を持っており、サステナビリティの理念を経営の中心に据えています。今回、同社はサステナビリティ経営支援サービスを提供する株式会社エスプールブルードットグリーンとの連携を通じ、排出量算定の不安を解消する取り組みを行いました。

サステナビリティ経営の立ち上げ



マブチモーターは「国際社会への貢献とその継続的拡大」という理念の元、1964年から海外展開を行い、現在ではモーター販売における海外比率が約90%を占めます。しかし、サステナビリティへの取り組みを進める中では、最新の動向や制度に関する知識不足がハードルとなっていました。

エスプールブルードットグリーンとの連携



同社は、マブチモーターが抱える専門的な支援ニーズに応えるため、エスプールブルードットグリーンを選定。経営企画部サステナビリティグループのマネジャーである竹中様は、「当社の状況を理解した上で最適な提案をしてくれました」という評価を寄せています。最初はTCFD開示の支援から始まり、次の年にはLCA(ライフサイクルアセスメント)算定も支援してもらいました。これにより、独自に進めていた算定の不安を解消し、よりスムーズなデータレビューが可能となりました。

具体的な効果と知識の向上



品質保証本部のチーフクオリティエンジニア寺嶋様は「現状にマッチした提案や粒度の細かいアドバイスが非常に魅力的でした」と述べます。特に、TCFD開示支援ではプロセスを明示的に提示し、行動レベルで進め方を示すことで、会社全体の理解が深まりました。LCA算定では、まず自身らのライフサイクルを整理することから始め、結果的に現在地を明確に把握することができました。また、情報開示が増えることで、ステークホルダーへの説明もより明瞭になり、「きちんと取り組みが進んでいる」という印象を与えることができました。

未来に向けた取り組み



マブチモーターでは、サステナビリティ指標を「未だ財務的に貢献していないが、未来の業績に寄与する指標」と位置づけ、「未」財務指標と呼んでいます。今後もサステナビリティの推進体制を強化し、製品を通じて社会課題を解決することを重要な役割として捉えています。全社一丸となった取り組みを続け、さらなるサステナビリティ対応の加速を図る所存です。

企業情報



マブチモーター株式会社
公式サイトはこちら
本社所在地:千葉県松戸市
通称:小型直流モーター製造のパイオニア
株式会社エスプールブルードットグリーン
本社:東京都千代田区外神田
設立:2011年11月
事業内容:環境経営支援コンサルティング

このように、マブチモーターの取り組みは、単なる経営戦略にとどまらず、社会的な責任を果たすための新たな基盤を築くものとして、今後さらに注目されていくことでしょう。


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