湘南国際マラソンが「かながわ脱炭素大賞」を受賞
湘南国際マラソン実行委員会が主催する「湘南国際マラソン」が、神奈川県とテレビ神奈川が実施する第2回「かながわ脱炭素大賞」において、普及・促進部門の受賞対象として選ばれました。この賞は、神奈川県が2050年脱炭素社会の実現に向けて、県民や事業者、団体などが行っている優れた取り組みを評価し、表彰するものです。表彰式は令和8年2月3日に神奈川県庁で行われました。
エコマラソンの取り組みが評価
湘南国際マラソンが今回受賞した理由は、マイボトルやマイカップを利用したエコマラソンの取り組みです。実行委員会はこのプログラムを長年にわたって推進してきており、脱炭素の普及・促進に寄与する先進的なモデルとして評価されました。
世界初の「使い捨てカップ・ペットボトル排出ゼロ」を実現
湘南国際マラソンは、使い捨てカップおよびペットボトルの排出をゼロにした世界初のマラソン大会として知られています。ランナーは自身のマイボトルやマイカップを持参し、約200か所に設けられた給水ポイントで水分補給を行うというユニークなシステムを導入しています。この取り組みにより、大会運営の中で大量に発生していた使い捨てゴミを根本から減少させることに成功しています。
環境負荷削減の数値的効果
このような努力の成果として、2025年大会では以下のような数値が示されています。
- - 大会当日のゴミ排出量:2,274kg(2019年大会比 約76%削減)
- - 大会全体でのCO₂削減効果:約43t
- - そのうちマイボトル施策による削減効果:約6.3t
これらの結果は一過性の施策にとどまらず、持続的な運営の中で積み重ねられた成果です。
クリーンスタートプランと共同の取り組み
さらに、湘南国際マラソンは「クリーンスタートプラン」という新たな取り組みを行っており、スタート前に外した防寒着などを回収・返却するプログラムを実施しています。また、参加者とボランティア、協賛企業が協力して環境負担の軽減に取り組む仕組みを構築しています。2025年大会では、約3,000人がこのプランに参加し、スポーツイベントが環境を考える行動の場になることを示しています。
実行委員長のコメント
実行委員会の瀧川一輝委員長は、「今回の受賞は私たちのものだけではなく、マイボトルやマイカップを持参してくださったすべてのランナーの方々の協力で成り立っています。この受賞は参加したすべてのランナーの皆様と共有するものであり、心から誇りに思っています」と述べています。
環境意識の教育への活用
湘南国際マラソンの環境への配慮は、教育の場でも生かされています。実践例として評価され、神奈川県の学習用教材としても紹介されるなど、個々の環境行動を広める取り組みとして注目されています。今後も、スポーツを通じて持続可能な社会の実現に向けた活動を推進していくとのことです。
次回大会の予定情報
第21回湘南国際マラソンは2026年12月6日(日)に開催予定です。会場は大磯プリンスホテルで、フルマラソンやファンラン10kmなど、多彩な種目が用意されています。
湘南国際マラソンの取り組みは、ただの競技大会にとどまらず、地域社会と環境の未来に貢献するモデルイベントとして、ますますの成長が期待されます。
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