横浜で未来を感じる!GOSAT3Dビジュアライザーの展示
2023年から、横浜市の「はまぎん こども宇宙科学館」で、日本初の『GOSAT 3D ビジュアライザー』が展示されることが決まりました。これは、温室効果ガスの濃度を立体的に体感できる新しい取り組みです。環境省が打ち上げた温室効果ガス観測衛星「GOSAT」は、二酸化炭素とメタンの濃度を宇宙から観測し、観測データを元にしたこのビジュアライザーは、技術革新の結晶とも言えるでしょう。
環境教育の新たな一歩
横浜市は、2050年に脱炭素社会を目指しています。そのためには、市民の行動変容が不可欠です。この展示は、特に子どもたちに最先端の科学データに触れる機会を提供し、環境への関心を高めることを目的としています。水面の波紋のように広がる影響を期待して、日々の生活の中での環境保護を考えてもらえるきっかけになるでしょう。
GOSAT 3D ビジュアライザーとは?
このビジュアライザーは、子どもたちが立つ位置を認識することで、画面上に3Dの地球が映し出され、観測データがリアルタイムで反映されます。2009年からのデータを用いて、特に横浜市に関する温室効果ガスの濃度の変化を視覚化。色の濃淡で表現され、観察する都市別にグラフ化されています。特に季節ごとの違いや他都市との比較もでき、教育だけでなく、地域の状況を理解するためにも役立ちます。
展示イメージ
展示の詳細
- - 開催場所: はまぎん こども宇宙科学館 5階 宇宙船長室
- - アクセス: JR京浜東北・根岸線 洋光台駅から徒歩3分
- - 開館時間: 9:30~17:00 (最終入館 16:00)
- - 休館日: 第1・3火曜日、年末年始、臨時休館
- - 入館料: 詳細は公式ウェブサイトを参照してください。
公式ウェブサイトはこちら
展示は2025年6月18日から2026年3月31日までを予定しており、環境問題について触れ、実際の数値を基に考える機会となります。展示を通じて、参加者は温暖化問題について認識を深め、自らの行動を見直す良いきっかけになるかもしれません。
ディレクターのメッセージ
横浜こども科学館の的川館長は、「触れて感じて快適な地球をつくろうぜ!」と呼びかけています。温室効果ガスの濃度と変化を体験できるこの特別な展示で、未来の環境を共に考えていきたいですね。
横浜の新たな取り組みに、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。