BYD JAPAN株式会社への社名変更
BYD Japan Groupは、日本国内における20年の歴史を背負い、現在の社名を「ビーワイディージャパン株式会社」から「BYD JAPAN株式会社」に改めることを発表しました。これにより、同社の事業展開が一層明確になることが期待されています。新しい社名は、BYDの乗用車部門を担当する「BYD Auto Japan株式会社」と同様の表記となり、日本における国際的なブランド力の強化を図ります。
社名変更の背景
今回の社名変更は、「One BYD」活動の一環として行われています。この活動は、BYDが日本での20年間の企業活動をよりわかりやすく伝えることを目的としています。企業の成り立ちや変遷を振り返ることで、今後の展望も明るく照らし出されることでしょう。
BYDは1995年に中国の深圳でバッテリーの研究からスタートしました。以来、バッテリーの需要が世界的に拡大し、それに伴い企業としての成長を続けます。現在は自動車事業を中心に、ITエレクトロニクス、新エネルギー、都市モビリティと、幅広い分野に展開しています。
日本市場における歩み
BEY JAPAN株式会社は日本法人を2005年に設立し、その後、公共交通の一環としてのバス事業にも乗り出しました。この際、初の日本導入となるBYD製の電気バスを投入するなど、様々な試みが行われています。また、2022年には乗用車部門を新たに設立し、2023年からは電気自動車の国内販売を開始しました。これにより、日本国内での存在感はどんどん増しています。
現在と今後の展望
社名の変更を経た「BYD JAPAN株式会社」は、日本市場においてBYDの看板を掲げる重要な役割を担います。引き続き商用車と乗用車の両方において、さまざまな取り組みを行っていくことが計画されており、日本の脱炭素社会への貢献も目指しています。
BYD Japan Groupは、顧客、企業パートナー、地域社会など、すべてのステークホルダーとともに、未来につながる持続可能な社会の実現に貢献することを誓います。これからも、革新的な技術とサービスで人々の生活を豊かにするため、全力で取り組んでまいります。
新社名「BYD JAPAN株式会社」が登記されるのは2025年7月28日になります。国際企業として、そして日本の良き企業市民としての役割を果たしていく決意を新たにしたBYD Japan Groupの今後に目が離せません。