神奈川県、次世代型タンデム太陽電池の社会実装に向けて
神奈川県はこの度、脱炭素社会の実現に向けて、太陽光発電の導入をさらに推進するため、株式会社PXPと連携協定を締結しました。この協定により、国内初となる次世代型タンデム太陽電池の社会実装に向けた実証を行うことになります。
次世代型タンデム太陽電池について
今回の協定に基づき、神奈川県内では「薄く、軽く、曲げることができる」という特長を持つ、ペロブスカイト太陽電池とカルコパイライト太陽電池を重ねたタンデム型の太陽電池が導入されます。この技術は、異なる波長の光を吸収する2つの太陽電池を積み重ねることで、高い発電効率を実現します。この柔軟性から、工場や倉庫の屋根にも設置可能であり、高効率なエネルギー源としての普及が期待されています。
協定の目的と取組
神奈川県とPXPは、次世代型タンデム太陽電池を県内で実証することにより、脱炭素化へ向けた効果的な施策を展開する狙いです。令和8年度からは、県有施設において実証的な取り組みを開始し、その結果をもとにさらなる導入の検討を進めていきます。
実証は、順次3か所の県有施設で行われる予定で、協定締結式では具体的な実証場所も発表されます。
PXPの役割
株式会社PXPは、実証に必要な機材を提供し、その設置や実証結果のデータ解析を担当します。これは次世代型タンデム太陽電池の商業化と普及に向けた重要なステップとなります。
県の役割
一方で、神奈川県は実証を行うための場所を調整し、提供する役割を果たします。これにより、県有施設での実証がスムーズに行えるように支援していきます。
協定締結式の概要
協定締結は令和8年1月26日(月曜日)13時05分から行われ、会場は県庁本庁舎の第2応接室です。この式典には株式会社PXPの代表取締役社長栗谷川悟氏と神奈川県知事黒岩祐治が出席し、次世代型タンデム太陽電池についての説明や、実証場所の発表が行われる予定です。
SDGsへの貢献
神奈川県は、今回の取り組みを通じて持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けても貢献していきます。クリーンエネルギーである太陽光発電の活用や新しいイノベーションを進め、地球温暖化防止に積極的に寄与する姿勢がさらに強化されます。
このように、神奈川県と株式会社PXPの連携により、次世代型タンデム太陽電池が社会に広がっていくことが期待されます。新しい技術がもたらす可能性により、より良い未来の実現に向けた一歩を踏み出すことになるでしょう。